経堂ビリヤニ祭へ

NO BIRIYANI NO LIFE !
なんて素敵な響きなのでしょう。
ビリヤニのない人生なんて、つまらないもの。
そう思うほど、ビリヤニが好きです。
ビリヤニというのは、インドの炊きこみご飯のこと。
わが家から比較的近い、経堂(きょうどう)という街で開催された、
ビリヤニ祭へ行ってきました。
経堂にある、6店舗が作るビリヤニを食べ歩くイベントです。

朝からほとんど食べ物を口にせず、向かいました。
そうとう気合が入っていたのでしょう、当日券1番でした。

1店目 “Social Energy Café” 『ダチョウビリヤニ』
ダチョウを使った、ビリヤニです。
ダチョウの肉は写っていませんが、とても柔らかい赤身の肉で、
今まで食べた中で、一番美味しいビリヤニでした。
インドのお米、バスマティライスの炊き加減や、
里芋(手前の白い塊)の火の通り具合も絶妙で、
とにかくパーフェクトで素晴らしいビリヤニ。
※調理されたのは、最後に行った“ガラムマサラ”で通常メニューではありません。

左は、ダチョウの生ハムです。
ダチョウを初めて食べましたが、全くクセがなく旨味のつまった美味しい肉でした。

2店目 “ムクティナート” 『マトンビリヤニ』
羊のビリヤニです。
これと言った特徴がなく、一般的な感じであまり印象に残りませんでしたが、
夫は気に入っていたようです。
中生ビールが350円と、インド料理店にしては全体的に低価格で、
普段使いに良いお店かと思います。

3店目 “ナマステ東京” 『チキンビリヤニ』
鶏のビリヤニです。
ご飯の食感が軽く、味もさっぱりとしていて、かなりのボリュームでしたが、
さらりと食べられました。
力の抜けた、好きなタイプのビリヤニ。

4店目 “パクチーハウス東京” 『ヤンパクビリヤニ』
「ヤンパク」と言うのは、こちらの看板メニューで、
パクチーの上に炒めた羊の肉がのっている料理です。
要するに羊のビリヤニですね。
羊の肉がホロホロになっていて、カレーの味のしない、ドライカレーのような印象でした。
※こちらも最後に行った“ガラムマサラ”で調理されたもので、通常メニューではありません。

こちらで良かったのは、パクチーを自由にトッピングできたこと。
何度も“追いパク”(パクチーの追加)してしまいました。

5店目 “ガラムマサラ” 『やぎビリヤニ』
一番人気のお店なようで、大変な行列でした。
しばらく並んでいると、店の人が人数を数え始め、私たちがギリギリ最後で売切れとなりました。
経堂と言う街は、下町気質の街なのでしょう。
一緒に並んでいたご夫婦の話がとてもおもしろくて、入店まで退屈しない、
あっと言う間の1時間でした。

写真が上手く撮れてなくて、伝わりづらいかと思いますが、
人気店だけあって、一番手の込んだボリュームたっぷりのプレート。
ビリヤニの中には、山羊肉、銀杏、ホールのカルダモンなどがゴロゴロ入っていて、とにかく豪華。
お腹がいっぱいになってしまい、あまり食べられず、
苦しそうな表情しか出来なかったことが残念です。
もう1店舗 “さばのゆ” の『さば缶ビリヤニ』は、
夫婦揃って満腹で、食べることができませんでしたが、
17:00から21:00までビリヤニを食べつくし、とても幸せな1日でした。

NO BIRIYANI NO LIFE!