菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール・ウィズ林正子&カヒミ・カリィ@ブルーノート東京

311以降、行く予定にしていたライブは、ことごとく中止になり、
自分自身、なかなかライブへ行く気になれなかったせいもあって、
週に1度、あいても2週間に1度は、足を運んでいたライブから遠のいています。
こんな時に音楽?
こんな時だからこそ音楽。
とにかく音楽!
人それぞれでしょう。
私が日本で一番好きなバンド“菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール”
通称“ペペ”のライブへ行ってきました。
ライブ詳細 ★ ※音が出ます。
ペペの音楽というのは、JAZZやCLASSICがそうであるように、
一曲一曲が長いため、今回は多くの曲は聴けないだろうと思いながら行きましたが、
コンパクトにまとめられ、90分という時間の中に詰め込めるだけ詰め込んだ、
実に凝縮されたライブでした。
ゲストのカヒミ・カリィさん。
“ささやき声のきれいなお姉さん”というイメージしか持たなかった私は、
ステージに現れた初めて見る彼女に、軽いショックを受けました。
洗いざらしのダンガリーシャツに、幅広なストレートのチノパン。
そして、ほぼノーメーク。
私とほとんど歳の変わらない彼女は、等身大の40代女性そのもので、
一切の飾りを削ぎ落とすことによって、美しさがより静かに輝く、
そんな理想的な女性でした。
素敵な彼女を見つめながら「明日はユニクロへ行って、ダンガリーシャツとチノパンを買おう。」と、
思ったとか、思わなかったとか。
※思いました…。
そんな戯言はさておき。
前回のライブブログに貼りつけた、私の好きな「恋の面影」という曲を、
聴けたことが、何より嬉しかった。
ライブで聴ける日が来るとは、全く想像したことがなかったので。
もう一人のゲスト、ソプラノの林正子さんの歌には、
祈りのような感情が、深く込められているようで、
そんな彼女の声の魂に、ペペの演奏が引っ張られ、大変な盛り上がりを見せました。
たとえ肝心なところで、菊地さんのサックスの音が消えてしまったとしても、
やはりライブはいいと、再確認できた昨日の夜。

最後に1つだけお願いがあります。
また10月にペペのライブが、あるそうですね。
その時には、またお邪魔させて頂きたいと思いますので、
どうか、瓶ビールを室温近くに戻さないで頂けないものでしょうか?
これは、ブルーノート東京さんへのお願い。
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