おいしい春チーズを味わう会@サルビア

隅田川のほとりにあるサルビアで、
カオリーヌ食堂の「おいしい春チーズを味わう会」がありました。

最初のおつまみは、生ハムの桜色カナッペ。
桜の最中に、生ハム、クリームチーズ、オリーブがのせられています。
この最中は、石川の「加賀種」のものだそう。
桜の香りもして、とてもかわいい。

テーブルセッティングは、サルビアのセキユリヲさん。
白い花の一輪ざしや、ピーマンとズッキーニの野菜ハンコのテーブルマットが素敵。
お皿などは、カオリーヌ食堂かのうかおりさんの持参で、カトラリーは、エアラインのものでした。
航空会社のナイフやフォークは、ミニマムで使いやすいですね。

うどとレーズンとひまわりの種のサラダです。
うどがこんな風に食べられるなんて!の一皿でした。
福島の矢祭町(やまつりまち)のうどだそうです。

あたたかい一品は、キャベツたっぷりポタージュ。
自家製パンのカンパーニュと頂きました。
玉ねぎ、セロリ、にんじん、パセリを1時間煮込んだスープは、
野菜の甘みが、とてもやさしい味。
野菜だけで、こんなに美味しいスープができるなんて!
これは作ってみたい。

スープに、かのうさんおすすめのオリーブオイルをふりかけたら、また美味しい。
DOP モンティ・イブレイというシチリア産のとてもフルーティーなオリーブオイルでした。
(私のお気に入りのオリーブオイルの方が、もう少しだけフルーティーで、お値段もお得かな?)
DOP モンティ・イブレイは、こちらで取り扱いされていますが、只今入荷待ちのようです。
代わりに、他の食材が気になるところ。

いよいよメインのブロッチュというチーズです。
牛乳から作られるリコッタチーズの羊乳版で、
今の時期しか食べられない、コルシカ島のフレッシュチーズ。
羊と山羊は、牛と違ってお乳が出る時期が限られているので、
フレッシュチーズが食べられる時期が限定されるのだそうです。

見た目は、おぼろ豆腐のようで、赤ちゃんのような淡いミルクの香りがします。
現地で食べる作りたては、それはたまらない美味しさだそうですが、
そのまま一口食べてみると、最後にマトン肉の香りが残ってしまい、正直困りました。

そこで登場したのが、ビンコットというブドウの濃縮果汁。
なめてみるとバルサミコ酢のような感じですが、これをたくさんかけて食べると、
カラメル風味な甘みの少ない、大人のスイーツに生まれ変わりました。
メープルシロップも合うそうで、たっぷりかけてみると、まるでプリンのような味わい。
どちらも羊臭はすっかり消えて、美味しく頂きました。

デザートは、ラズベリーでマリネした苺とピスタチオクリームのタルト。
ラズベリーの煮汁にマリネされた苺は、少し酸味があってさわやかでした。

最後のコーヒーは、新潟のミールクラフトのじょんのび。
苦い深煎りコーヒーが好きな私には、番茶のように感じましたが、
コーヒーの苦みが苦手な人には、一度試してもらいたい面白いコーヒーでした。

ほんとうは、桜を眺めながらの食事会だったのですが、
窓の外には、屋形船や水上バスの行き来する様子や、

雨に煙るスカイツリーが見えました。
ブログランキングに参加しています。
応援のお弁当クリックお願いします!

