「カオリーヌ食堂」のチーズ教室@アノニマスタジオ |  les enfants du “paradis”

「カオリーヌ食堂」のチーズ教室@アノニマスタジオ

les enfants du “paradis”-アノニマ

チーズ研究家かのうかおりさんのチーズ教室へ行ってきました。
場所は、蔵前のアノニマスタジオ
世界三大ブルーチーズの食べくらべをして、ブルーチーズを使った料理を作り、
ボジョレーヌーボーを飲みながら試食するというレッスンです。

世界三大チーズって知っていますか?
・フランスのロックフォールAOP
・イタリアのゴルゴンゾーラ
・イギリスのスティルトン
全て村の名前です。



les enfants du “paradis”-ロックフォール

■ロックフォールAOP (フランス)
 羊の乳で作られた乳脂肪分(52%以上)の高いチーズで、
 ロックフォール村の山の洞窟で熟成から出荷まで行われます。
 〔私の感想〕
 クリーミーな舌触りで、青カビの粉っぽさをシンプルに感じました。
 くせがないので食べやすい。
 おいしい。



les enfants du “paradis”-ゴルゴンゾーラ

■ゴルゴンゾーラ (イタリア)
 牛の乳で作られた乳脂肪分48%以上のチーズ。
 マイルドでクリーミーな“ドルチェ”と、青カビの量が多くスパイシーな“ピカンテ”の
 大きく2種類に分かれるそうですが、今回はピカンテを頂きました。
 〔私の感想〕 
 スライスされていないゴルゴンゾーラの存在感あるビジュアルに感動。
 初めは、野沢菜の漬物のような味わいで、食べ進んで行くと、
 納豆のような味と粘り気を感じました。
 パンチが効いています。



les enfants du “paradis”-スティルトン

■スティルトン (イギリス)
 ゴルゴンゾーラと同じく牛の乳で作られた乳脂肪分48%以上のチーズ。
 〔私の感想〕
 オレンジがかったスティルトンを口に含むと、少しピリピリとした刺激。
 じっくり味わっていくと、はちみつのような甘さを感じました。
 面白い。



ブルーチーズの青カビは好気性菌のため、密閉しておけば熟成が止まるので
ずいぶん長持ちするそうです。
賞味期限が近く安売りしているものでも、もっと言うと賞味期限が過ぎてしまったものでも、
問題なく食べられるのだそうです。



料理にうつります、メニューは3つです。
・ロックフォールを使った「おいものグラタン」
・スティルトンを使った「白菜とくるみのサラダ」
・ゴルゴンゾーラを使ったデザート「りんごのクランブル」

旬の野菜をたっぷり使い、カロリーをなるべく控えめにした
自宅でも気負わずにできる料理です。



les enfants du “paradis”-かぶ

カブは、茎を少し残すとかわいいですね。
茎の間についている砂は、竹串を使って丁寧に除きます。



les enfants du “paradis”-コンロ

4つのコンロをフルに使って。
私はほうれん草を茹でました。



les enfants du “paradis”-グラタン1

バターをぬったグラタン皿に、火を通した野菜とソースを入れて、
グリュイエールとロックフォールをのせて、200℃のオーブンで10分焼きます。



les enfants du “paradis”-グラタン2

“おいものグラタン”
小麦粉を使わず、生クリームと牛乳と里芋の粘りで、
こんなにツヤツヤでトロトロなグラタンができました。

里芋は、芋どうしをこすり合わせるように良く洗って、皮つきのままです。
他には、安納芋(皮つきのまま)、カブ、ほうれん草が入っています。



les enfants du “paradis”-サラダ1

サラダは、食べやすい大きさに切った生の白菜を、ナッツオイル、塩、白こしょうで和えて、
クルミとスティルトンを散らします。




les enfants du “paradis”-サラダ2

“白菜とくるみのサラダ”
簡単シンプルできあがり。



les enfants du “paradis”-めしあがれ

お皿にとりわけて頂きます。
初めて食べた皮つきの里芋でしたが、全く気になりませんでした。

あまりがちな白菜を、こうしてサラダで頂くのもいいですね。
クルミの香ばしさが、おいしさのアクセントになっています。

ブルーチーズは塩分の多いチーズなので、調理の塩は控えめにして、
調味料がわりにブルーチーズを、好みで足すのがいいですね。



les enfants du “paradis”-ヌーボー

ボジョレーヌーボーは“Louis Tête”(ルイ・テット)を頂きました。
ラベルがすてきです。
ヌーボーを味わいながら、お代わり自由のチーズや料理やパンを、
誰よりもたくさん頂きました。



les enfants du “paradis”-デザート1

最後にデザートです。
やさしい光が降り注ぐなか、かのうさんがデザートをとりわけて下さいました。



les enfants du “paradis”-デザート2

“りんごのクランブル”
小さめの紅玉りんごを使って、クリームチーズに少しゴルゴンゾーラが入ったクリームが添えてあります。
ひき肉のように見えるのは、クランブル。
控えめのバターと全粒粉とオートミールを、指ですりあわせてそぼろ状にしてあります。




les enfants du “paradis”-コーヒー

デザートと一緒に頂いたコーヒーは、徳島の「アアルトコーヒー」のクリスマスブレンド。
深煎りのエルサルバドルと浅煎りのブラジルが1:1の割合だそう。
少し酸味があって、すっきりと飲みやすいコーヒーでした。
アノニマスタジオ内の「in-kyo」で販売されています。



それにしてもみなさん料理に詳しい方ばかり。
料理はイメージ(我流)と思っている私は、未知の世界を旅した気分も味わいながら
ゆっくりと、とってもおいしい時間を過ごしました。



ブルーチーズというと、しょっぱいし、カビだし、
どうしても苦手という人もいるでしょう。
そんな方にもお勧めなのが“ゴルゴンゾーラ・マスカルポーネ”。
名前の通り、2つのチーズが重なり層になっていて、止まらないお味だとか。
売れ切れることが多い人気のチーズだそうです。



お勧めのチーズショップも教えて頂きました。
アルパージュ
チーズ・オンザテーブル
フェルミエ
たまにはチーズ専門店で、じっくり選んでみるのもいいかもしれませんね。




カオリーヌ菓子店」の看板おやつ“ブルーチーズのチーズケーキ”は、
スティルトンが使用されていて、ただいまブルーチーズ増量中だそうです。
これは注文しなくては!



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