「1週間前に着けたジェルが1本だけはがれちゃったの。」
「まだ 3日なのに、ツヤが曇ったみたい。」
今だって、たまーにあります、こんな事。
わたしがまだ”新人の頃 ”です。
先輩ネイリストには
絶対に謝っちゃダメ!
謝ったらこちらの責任になるでしょ。
返金しろっていわれたらどうするの!
って いつも言われていました。
じゃあどうするか。
洗い物の時手袋しなかったでしょ?
手先を使う作業しませんでした?
化粧品が合わないのでは?
サプリが〜〜クレンジングが〜〜
プール〜海が〜温泉が〜〜
とにかく”お客様の日常の扱いが悪い”から!
で 押し通していたのです。
むちゃくちゃですよね
そりゃ、クレーマーって呼ばれる頭のおかしい人だっていますよ。
しつこく金銭要求する人も ネットに悪口書く人も、意地悪な人はどこにだっています。
でもそんな人はもともとが変。挙動不振。
来店時にすぐわかるけど、予約電話の段階で大概わかります。(気がついたら予約は即座に断りましょう。自分を守るために。)
ごく普通のお客様は、わざわざ勇気を出して連絡をくれるんです。
あなたのこと信頼してるよ!
だからもう一回チャンスをあげるよ!
って、気持ちで。
だってわたしだったら、この人感じ悪かったしな〜って思ったら ネイルに不具合があっても連絡なんてしないで黙って二度と行かないですもん。
今のわたしは すぐに「ごめんなさい」って謝ります。
貴重な時間を割いていただき、ごめんなさい。
電車賃をかけてまでお越しいただき、ごめんなさい。
短期間のリペアで爪に負担をかけてしまう…
せっかくデートだったのに…
気分が上がるって言ってくれたのに…
すごく申し訳ないですよね。
とにかくすぐに謝罪します。
それから 一緒に原因を考えます。
ジェルの構造や理論だって、わかりやすく説明します。
原因が分かったら、こうならないようにこうしていきましょう。と提案します。
そして最後に 万が一同じ事が起きたら全力で対処します。でもそうならないよう わたしも更に勉強しておきます!と約束します。
こんな時こそ信頼関係を築くチャンスです。
めんどくさいなぁと思って対応してると、お客様に伝わっちゃうよ〜〜!
これ、好き。
ネイリスト ひろこ