夏井医師のサイト、12日の「糖質制限の布教」についてのメールを読んだからなのか、それともまったくの偶然なのか。
医師にとってのガイドラインとは、夏井医師によればいちいちそんなもの読んでいる暇は無いそうだし、医療訴訟では薬の投与量が取扱説明書の規定された量の4倍でも、同僚医師がみな同じ量を投与していれば裁判では問題ないと判断されるし、医療訴訟では圧倒的に原告が不利なのに、医師法で守られた医師は、それでも訴訟が負担だというのなら、ガイドラインを盾にしないで、より良い医療を目指せばいい。それも出来ないのなら廃業すべし。
だいたいガイドラインとかコレステロールの基準値の決定とか、みなその前に新薬の開発があって、そのマーケティングのために医学的事実が捏造されてきたという歴史がある。1950年代から、抗精神病薬のクロルプロマジンが世に出たときも、ホッファー等のナイアシンを用いた統合失調症治療の実績を隠蔽し、その後もビタミンに対する攻撃を続けている。多くの医学的事実は政治的に決められてきた。それは医学教育まで歪め、最近では大学病院のほとんどが製薬企業のための研究しか行えない状況だ。全てはパラダイムの悪魔が悪いのさ。
原告側は、命や人生、生活を失っているから訴訟を起こす。訴訟を起こせるのはまだマシな方。それさえも出来ず、毎日地獄の日々を送っている。
パラダイムの悪魔、パラダイムシフトは生死をかけた戦いだよ。なんちゃって
追記、
ほーやっぱり夏井氏のサイトを見たからだ。しっかり同じ内容が夏井氏のサイトに掲載されている。
医師にとってのガイドラインが、一般企業の作業マニュアルと同じものとするなら、マニュアルに従って作業しても、事故が起きたり製品に不具合が起これば、企業は経済的制裁を免れることは難しい。よって、その企業はマニュアルを常に最新にする。そうしない企業は潰れる。
もし問題が起きてもマニュアルを更新しない、ガイドラインを更新しないのなら、それは宗教の経典みたいなものだな。つまり学会のガイドラインが絶対なら、その学会は学術団体でも公的法人でもありえず、ただのカルト宗教団体だということだ。
そんな学会のガイドラインの問題を指摘できない司法、法制度もカルトだということだ。
よって、医療との戦いはカルト集団との戦いとなる。
まさしく「パラダイムの悪魔」だよ。