こんにちは。
おおわた史絵さんが
ご自身のお母さまとのことを書かれた
「母を捨てるということ」を読んだ。
この本は2020年に出版されている。
出版された当初は、まだ母に向き合えていなかった私は
気になりながら
でもなんだか怖くてとても手に取る勇気はなかった。
自分の中で母に対して向き合い(時には面と向かって)
気持ちの整理ができた時
またこの本が目に入り読んでみた。
帯にもあるように
依存症に陥ったお母さまとの壮絶な40年がそこにはあった
テレビで見かけたことのあるおおわたさんからは
到底想像もできなかったものが。
依存症家族には回復へのヒントが詰まった本だと思う。
そして、
母娘の関係に関しても
考えさせられることがたくさん書かれていた
最後のエピローグにこんなことが書かれていた
(おおわたさんの幼稚園の頃の思い出のエピソードを用いて)
どんな母親でも子供にとってはたったひとりの母親なんだ。
母にとっての祖母がそうであったように、
わたしにとっても。
だから思う。
悪い思い出だけをつまみ出して生きるより、
幸せな一瞬を宝箱に入れて生きたほうがきっと幸せだ。
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子供にとってはたったひとりの母親・・・
そう・・・
だからこそ苦しいんだ
悩むんだ
他人であれば
会わなければ忘れていくのに
会わないとしても
身体の奥の奥で繋がって繋がっているのが親子なのか
私はいっとき
親を避けて会うのを控えていた時期がある
でも、会う回数が減ったからといって
気持ちがスッキリしてるかというと
全くそうではなかった
今、こうして向き合い
それを超えたことで
自然と会う回数が増えている
母はきっと変わっていない
自分と向き合い、
自分の中の母や家族と向き合い
自分の人生を主体的に生きていく
と覚悟を決めたところから
見える世界が変わっていっている
悪い思い出だけをつまみ出して生きるより、
幸せな一瞬を宝箱に入れて生きたほうがきっと幸せだ。
見える世界が変わると
悪い思い出が薄れていくのは不思議なこと
実際に起きている中で
自分がどの部分を宝箱に入れていくのか
選択するのは自分だ・・・ね^^