こんにちは。
今日は、私のプロフィールというか・・・
今まで生きてきたストーリーの一部をご紹介させていただきたいと思います。


私は両親のもと、三姉妹の長女として生まれ
典型的ないい子で
自分の意思より親や妹たちのを優先し
自分で選ぶことをあまりしてこなかったこども時代を過ごしてきました。


こどもの頃は毎年、家族旅行に連れて行ってもらい
大学も出してもらい就職し、

そして結婚し、二人の子供に恵まれ

側から見たら不自由のない生活を送っているように見えたでしょう。
よく人からは「悩みがなさそう!」と言われていましたから。


結婚して専業主婦でいて
こどもたちが幼稚園の頃は
朝送り、午後2時頃に迎えに行き
園庭で遊ばせながら他のママたちと談笑し
その後も公園で暗くなるまで遊ぶ日々

上の子が小学校に上がる頃になると
周りのママが働き始めた。

手に職も資格もない私は
どこかのパート探さなくっちゃ・・・
私ができる仕事あるのだろうか・・・

したい仕事もないしな。
したい仕事ではないことをこの先ずっとしていく人生になるのかな…
と思ったら

生きていく目的がわからず
「あぁ、私の人生そんなに長くなくていいんだけどな」
って思ったのを覚えています。
それは35、6歳の頃だと思います。
私の人生、50歳くらいまででいいや…なんて思っていました。




そのころは息子が小学校に入って娘は幼稚園
こどもはかわいいけど、でも子育てのしんどさを抱えていました。

そんな時、娘の幼稚園のPTAの行事で
ヨガの会に参加しました。
その会の最後にママ同士でするオイルを使ったハンドマッサージの気持ち良さに感動し

家に帰ってこどもたちにやったら
二人とも大喜び!

そして、私自身も子育てのしんどさが少し楽になり…
マッサージにはまり
こどもへのマッサージの仕方をネットで調べていたら
「キッズマッサージ」なるものがあることを知りました。

これ習ってみたい!と思い、教室に通い習い始めました。




ちょうどその頃、
住まいの近くのホールで連続のヨガ教室の存在を知り
毎週通い始めた頃でもありました。


その教室の先生が
レッスンの最後のシャバアーサナの時に
「あなたの夢はなんですか?」
と問いかけたのです。



私は仰向けになって目をつぶりながら
「え?夢?大人になっても夢って持っていいの?」
って衝撃となんかワクワクしたのを覚えています。


私にとって夢とは
こどもの頃に「将来何になりたい?」とよく大人に聞かれる
それという認識で
もう大人になった今から持っていいものとは
思ってもみなかったのです。


そのヨガの先生の問いかけから
私は、
「私の夢ってなんだろう?」って
常に考えるようになっていました。




ある日、キッズマッサージを習いにいく道中で
「あ!私このキッズマッサージを子育てに悩むママに教えたい!」
と浮かんだのです。


そこからの行動は早くて
講師になるための講座を受け、テストを受け
ママたちに教える資格を取得しました。




ただ、資格を取得したはいいけれど
「これをどうやって広めたらいいの?」
にぶつかりました。

その頃SNSも何もやっていなかったので
思いついたのは近くの公民館的なところでいろんな講座をしていることを思い出し、
私もあそこでさせてもらえないかな?と
営業電話をしてみたのです(笑)


思ったよりすんなりとさせてもらうことになり
講師として月に何回かキッズマッサージの講座を
ママ向けに開催させていただきました。


今まで企業にしか勤めたことがなく
自分で何かするなんて初めての体験。

「わたし」という個人のすることに
受けたいと来てくれる人がいて
そのサービスを目の前でよろこんでもらえる…
こんな働き方があるのだと感動の日々でした。

 


 


キッズマッサージからおやこ料理教室も開催するようになり
その参加してくださるこどもさんやママの顔を残したくて
写真を学び
教室以外の方からも
家族写真やプロフィール写真を撮って欲しいと言っていただき
気づけばフォトグラファーとして活動していました。


お撮りした写真をママが見て
ご自身のこどもさんを見る優しい眼差しに気づかれ涙されたり
自分は笑えていないと思っていた方が
自分ってこんなに笑っているんだ、と安心されたりする姿を見て


写真は、ただその瞬間を写し、残すだけでなく
人の心に変化を起こすものでもあるんだと
たくさんの方の撮影することで感じていました。

 

 

フォトグラファーとして活動するようになって7年目の時に
世界で流行ったウィルスの影響で外出制限もあり
撮影する以外に私ができることって?と考える中、

息子が教えてくれたある曲との出会いから
すでに持っている過去の写真から紐解く
「フォトセラピー」が生まれました。


受けてくれた人が
親との関係が良くなったり
自分のやりたかったことを見つけたり・・・
私が思っていた以上の皆さんの変化に驚くばかりでした。


これって心にどんなことが起こっているんだろう?

それが知りたくなった私は
心理学を学ぶことにしました。

 

 

学ぶ中で先生からおすすめされた
愛着に関する本を読んでいたら、
「あれ?これって私のこと・・・」
にぶつかりました。


読んでいたらただただ涙があふれ
もう何もする気が起こらなくて
ソファに横になり
でも読みたくて・・・

一週間くらいそんな状態で本を読みました。


「ふつうに幸せ」に見える私が
でもどこか何か空虚な部分も感じていて
それが何かわからなくて



「あぁ、これだったんだ」


その理由を見つけた感じがしました。


心の奥の奥にあった小さなトゲを見つけた感覚。




そこからまた今までより
さらに深く心理の学びができた気がします。



一緒に学ぶ仲間や先生との関わりに支えられ
自分というものがだんだんと理解が深まっていきました。





2010年にキッズマッサージの講師として
子育てに悩むママが少しでも楽になることでお役に立ちたい、
と活動し始めて


キッズマッサージよりもっとママの悩みに近づきより添えるもの・・・
とおやこ料理教室やフォトグラファーと変容してきました。


それはママのために、でもありますが
無意識で自分自身の中の何か得体の知れない空虚な何かを
探し当てたかったのかもしれません。



写真を使ったセラピーと心理学でそれにたどり着き
自分自身向き合い、気づき、癒し、取り組んだことで
私自身の理解が深まり

「自分で自分の人生を主体的に生きる」と決めることができました。

 

同時に
親への怒りや
こどもへの不安が
いつの間にかなくなりました。


私の新しい人生物語の始まりでした。






キッズマッサージをママに伝える!と決めて活動し始めてから
12年。

12年経って
やっと本質にたどり着きました。

はぁ〜長かった^^


 

自分が愛着の問題を抱えていたこと
人目や失敗の恐怖がある事や
自分に自信が持てない理由など
様々な自分の問題がわかり
漠然と抱えていた生きづらさのようなものがとけていく感覚。

 

自信が持てなかった自分でも、
自分を癒し受け入れていくことで
人生で自分の人生を生きていくという力が湧いてきたこと。




気づかずに人生を終えることもある、と思うと
気づけたことは幸せというより他なりません。


でも、欲を言えば
もうちょっと早く知りたかった!
と思うのです。


だから、
悩みや不安を抱えている方に
私のこの経験を通して

いつからだって変わることができる
あなただって変わることができる


をお伝えし、サポートしたいと思っています。



いいことも、そうでないことも
親子で世代を超えてそれは引き継がれていくことが多いです。



いいことはそのままで
でもそうでないことは、
気づいた私たちがそこで断ち切り
次世代に幸せに生きるこどもたちが増えていく…

そんな願いを根底に持ちながら進んでいきます。



関わらせていただいた方が
ご自身の生きる力を取り戻し
そして、、、
一緒にそんな活動をしてくれる仲間が増えたらいいな…
そんなビジョンも描いています。


まずは目の前の悩みや不安を抱えた方をサポートさせていただきたいと思います。



最後までお読みくださりありがとうございました。