とてもとても
待ち焦がれたこの夜だから
雨が降って
よかったのかもしれない

きっとね
恐かったんだよ
もしかしたら永遠を
奪われちゃうような気がして

もしも今夜
雲ひとつなく晴れていても
約束の場所に立っているのは
僕ひとりだったのかもしれないって

そしたら僕は
きっと壊れてしまうから

本当のひとりぼっちに
なってしまうから

こうして雨の向こうに
君を想っているほうが
ふたりはきっと永遠なんだよ