【「『子どもが売られない世界』をつくる仲間」共催団体ブログ(かものはしプロジェクト)】
「私たちは誰も売り物ではない。人身売買に反対」
そんなプラカードをもった16歳から27歳の22名のサバイバー(人身売買被害者)が、2018年12月にインドのコルカタの街を走りました。
コルカタマラソンを走ったサバイバーには、それぞれ伝えたい想いがあります。
サバイバーの手には「私たちは誰も売り物ではない。人身売買に反対」あるいは
「トラフィッカー(人身売買の加害者)は罰せられるべきだ、包括的人身売買法案にYESを!」などと書かれたプラカードが握りしめられていました。
あるサバイバーは言いました。
「イベントを通じて、人身売買というとても深刻な問題があるということを知ってほしい。そしてサバイバーの声に耳を傾け、この問題について取り組んで欲しいのです。」
別のサバイバーは、「私たちは加害者が罰せられ、被害者の正義が守られる法が制定されることを望んでいます」
と訴えました。
サバイバーの多くは救出された後、身体的にも精神的にも多くの傷を負っております。
しかし「自分のような被害者をこれ以上出したくない」と自ら立ち上がり、同じような想いをもった女性たちと、周りを巻き込み社会を変えていこうとしています。
普段走っていない人々にとっては5キロ走るのは大変で、そのきつさをみんなで分かち合い走り切ったことで、サバイバーは「みんなでつながることができた」と喜びを感じられたそうです。
PARACUPを通して、かものはしの「子どもが売られる問題」に共感していただき、みなさまとつながることで、共にこのような問題に取り組む仲間になっていただきたいです。
そしてかものはしプロジェクトと一緒に「子どもが売られない世界」に向けて歩んでいただけたら嬉しいです。
今回のPARACUPの支援金はこのような「子どもが売られない世界」をつくるための資金として大切に使用させていただきます。
認定特定非営利活動法人かものはしプロジェクト
https://www.kamonohashi-project.net
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PARACUPでは、大会運営を通して得られた収益を、必要経費を除き、世界の子どもたちの教育・生活支援のために贈っています。
PARACUP2019では、子どもたちの教育・生活支援をしている、7団体(共催団体)を通して、世界の子どもたちに贈ります。
PARACUPと共催団体は、支援する・されるという関係ではなく、互いに協力して大会をつくっています。
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PARACUP2019~世界の子どもたちに贈るRUN~
2019年5月5日(日)開催
種目:ハーフマラソン、キッズRUN、5kmRUN、親子RUN、リレーマラソン
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