支援先団体紹介-ドイツ国際平和村- | PARACUPのブログ

支援先団体紹介-ドイツ国際平和村-

PARACUP2018では、子どもたちの教育・生活などを支援している、6団体(支援先)を通して、世界の子どもたちに寄付を贈ります。

 

今日はその支援先のひとつである「ドイツ国際平和村」についてご紹介します。

 

 

 

ドイツ国際平和村は、

「紛争地域・危機的状況にある地域に暮らし、母国での治療が困難なケガや病気を負った子どもたちに、ドイツにおける医療を提供する活動」

「子どもたちの母国の医療状況を改善するためのプロジェクト活動」

「平和への関心を高めるための平和教育活動」

という3つの活動に取り組んでいるドイツの人道援助団体です。

 

 

<ドイツにおける医療援助活動>

戦争や紛争、貧困などが原因で、母国での治療が困難なケガや病気を負った子どもたちがドイツで治療を受けられるようにするため、ドイツ国際平和村は年に4回、チャーター機による援助飛行を行っています。

この援助飛行では、治療を必要とする子どもたちが渡独し、そして、ドイツでの治療を終え、元気になった子どもたちは家族の待つ母国へと帰ります。子どもたちの手術や治療はドイツ各地の病院が引き受けてくださり、また、渡独後の入院までの期間、退院後の帰国までの期間については、子どもたちは、オーバーハウゼン市にあるドイツ国際平和村の施設で、通院やリハビリなどをしながら、様々な国からやってきた他の子どもたちと一緒に過ごします。

1967年のドイツ国際平和村設立以来、これまでに50以上の国や地域の子どもたちにこうした支援を行ってきましたが、現在は主に、アンゴラ、ガンビア、アフガニスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、キルギス、アルメニアといった国々の子どもたちが、年間300人前後、治療のために渡独しています。

 

<現地プロジェクト活動>

ドイツ国際平和村の支援により、子どもたちはドイツで怪我や病気の治療を受けることができるかもしれませんが、ドイツへと連れてくることができる子どもたちは限られています。また、ドイツ滞在中、子どもたちは母国の家族と離れて暮らさなければなりません。多くの子どもたちがその母国で治療を受けられるようにしたい、という想いから、ドイツ国際平和村は、子どもたちの母国の医療状況を改善するための様々なプロジェクトに取り組んでいます。カンボジアにおける基礎健康診療所や小児科病棟の建設プロジェクト、ウズベキスタン、キルギスにおける整形・形成外科などの医療プロジェクトなどを資金面で支える他、不足している物資(医薬品、医療機器、衛生用品、食品など)を現地に届ける活動にも取り組んでいます。

 

<平和教育活動>

平和教育活動においては、毎年、学生や市民団体等を平和村に受け入れ、施設の見学、セミナー、子どもたちとの交流の機会を提供し、平和村の活動や子どもたちの母国について知ってもらうことで、人々の人道援助への意識を高め、社会参加を促し、全ての人々の平和的な共生に寄与することを目指しています。

 

 

ドイツ国際平和村は、2014年から2016年まで共催団体としてPARACUPに参加させていただき、2017年も支援先団体に指定していただきました。大会を通じて頂いたご寄付は、平和村の活動を支える力となっています。2017大会からの寄付金は、主に、ドイツにおける子どもたちへの医療援助活動の費用に充てさせていただきました。子どもたちの平和村施設滞在中1日の生活費約40人分に相当します。(1ユーロ=135円で計算) PARACUP2018大会からの寄付金も、ドイツにおける子どもたちへの医療援助活動、また、子どもたちの母国の医療状況改善ための活動費用(基礎健康診療所の建設など)に充てさせていただく予定です。

 

ドイツ国際平和村の施設では、常時150人~200人の子どもたちが、通院やリハビリをしながら共同生活をしています。彼らの誰もが、母国では治せない怪我や病気を抱えてドイツへやってきました。時には、そのままでは命を落としかねない状態でドイツへやってくる子どもたちもいます。ケガや病気の痛み、苦しみ、さらに家族と離れて暮らすさみしさもあるはずです。そんな彼らが回復していくなかで見せてくれる、子どもらしいやんちゃな姿、輝くような笑顔からは、人間の持つ強さを感じます。そして様々な国からやってきた子どもたちは、肌の色の違いも、宗教の違いも、言語の違いも関係なく、みんなで助け合って生きています。

 

PARACUPを通して、多くの方にそんな子どもたちのことを知っていただけたら、そして、子どもたちが一日も早く健康な身体を取り戻し、家族の待つ母国へ帰れるよう、応援していただけましたら何よりです。