理事長のいまいです。
本日放送がありました、
『漕ぎ続ける~義足のカヌー選手が目指す場所~』。
密着取材頂いている西日本放送のN記者さんとDカメラマンさんを始めとするスタッフの皆様が
とても素敵な番組を制作してくださいました。
心から感謝申し上げます。
そして、改めまして、
ご支援ご声援くださっている皆様、ありがとうございます。
カヌー(特にスプリント)という競技は、健常者でもサポートが必要な種目。
推進力を優先した形状のカヌーなので、沈(転覆の意味)することもあります。
その形状で
水泳や陸上の短距離走のように、自分のレーン内をいかに速くゴールするかが大切。
しかし、
水泳や陸上の短距離走とは違い、
自然の中にあるコースで常に風や波の変化に対応しながら進まないといけません。
バランスが取れるようになっても、
パドルのブレードで水を的確にキャッチできるには、
やはり感覚を磨いていくことが重要。
それに伴い、空気より約800倍の密度がある『水』に負けないパワーも必要です。
自然の中でのそんなあれこれを操れることは、簡単に習得はできません。
そこがスプリントカヌーの魅力で、引き込まれるポイントなのだと思います。
カヌーは水上のバリアフリー。
健常者も障がい者も関係なく、様々な方にサポートして頂きながら、
個人競技でありながらも、みんなで自然の中で楽しめるスポーツです。
これからも、カヌーを通じて、
スプリントカヌー・パラカヌー・パラスポーツ・障がい者の理解を深めれるように、香川県から発信していきたいです。
宜しくお願い申し上げます。