面接って・・(バタ戸の向こう日記) | パラダイスカフェのブログ

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パラダイスカフェ キッチンカーに生まれ変わります。
怪しげな軽トラで出没します。出没予定はブログにて。
パラダイスカフェ×太陽のカレー 

毎朝、目覚め「サー今日もがんばるかぁ」くらいは思いながら、お店に来る、わたし。
ま、いつものように準備して、いつものように真面目にやえば、とりあえず平気か・・と。
(あまりにも無気力?ま、こんなもんでしょう)

で、今朝も、いつものように来ていつものようにモーニングをしていると、フェイスブックの確認をしていたオットが「ちょっと、ちょっと・・」わたしを呼ぶ。

こんなことは、まーーないですね。
ほぼない。
だから内心(なんだろう?「実はぼくの愛人が・・」とかの告白だったらどーする?)なーーんて、どーでもいいこと考えながら、オットのところへ行って、パソコンの画面を見てみると・・

どなたか存じませんが、そう、どなたかのフェイスブックで「昨日、面接に行ってきました」という内容の文字が・・・

わたし「ひゃぁーーーわーすーれーてーたーーー」
そう、その面接、わたしうっかりポッカリ忘れてました。
あんまり「おおごと」ではないですが、わたしと家族にとっては、大事な面接が、来週の水曜日に、あることを、わたしは、今の今まで、忘れて(しかもなかり呑気に)暮らしておりました。
はぁーーー、そうだよね、そうそう。

その面接。
本人だけではなく、親も同伴で・・
ちなみに、元幼稚園の先生。いま未就学児童対象のこども教室をしているともだち曰く「そういう面接って、本人はもちろんだけど(見るけど)親だよね。親を見るんだよね」とのこと。
ふぅーー、ますます、気が重い。

はなしは少々脇道にそれますが・・結婚して20年以上にもなると、夫婦間でそれぞれの担当が暗黙の了解で決まっており・・・我家の場合も、クルマの運転、学校からの書類の返答、マンションの管理組合のことなどなどは、オット。
わたしは、学校行事への参加、だいたいの家事、そしてこういう場合の面接付き添いなど。

さて・・思い出すのは、数年前の事。
まだ、長女が小学校の高学年だったころ。
朝日小学生新聞という新聞の「子供リポーター募集」のお知らせを見て、いつもはあまりこういうことに興味のない長女が、自分から「やってみたい」と言い出した。
(この新聞自体は、数年前から購読していた)
採用されるかもわからない。
もし採用されたとしても、一年間、その仕事をやり通せるか・・などなどかなり長女と話し合ったが、やはり彼女はやりたかったらしく、応募することに。
さて、編集部から返事があり、いついつまでに、本人のテーマに沿った作文。
さらには、こどもとは別の、親のテーマ(いくつかあった)に沿った作文の提出。
ひゃぁーーーー、やめてくれー。
(今思い出しても冷や汗が出る)
何も、よりにもよって・・親の作文なんて。(ここ何年も書いてないよ)

わたしは、真面目にオットにお願いした。
「あなたのほうが、多分(本当は断然!)あたまがいいんだから、こういうことはあなたがやって」と・・・。
が、オットは頑として首を縦にはふらない。
「こういうことはおかあさんのほうが、いいんだよ」って。(本当はもう役割が決まっているから)

そう、人生には、いつも目に見えない「人生の岐路」がいっぱいある。
その分かれ道で、どんな人生になるか。
わたしだってこの歳になっても、まだ「フゥーーこっちの道選んでおいてよかったわー」ってことだらけよ。
それなのに、あぁーーそれなのに。
こんなまだ小学生の長女が、いま人生の岐路に立ってる。
しかも、わたしというお荷物背負って。

送られた作文がぞくぞくと編集部に送られてくる。(ココだけは妄想劇場です)
それを読む編集部の方々。
「この子けっこういい文書くよねー。でも、残念だなぁ~親がねぇサイアクぅ~」とか言われてたら・・・どうしよう・・・。
やめてぇーーー。
たしかにわたしが産んだ子だけど、いい子だから。
わたしの文章は関係ないから。見なくていいからっ!!
お願い、むすめだけ見てぇ~!1 (出来の悪い親の叫び声)

という、何とも胃袋の痛くなるような(もう吐き気までしてくる)コトが、お店を始めたばかりの頃、あったんです。
もう、慣れない仕事で昼間はクッタクタ。
家に変えれば、毎日作文の下書き。
テーマに沿って書かないといけないので、お得意の脱線は「決してしないよう」に、心に誓い。

そして、本人の顔写真(プロフィール)付きで、と作文(むすめ&わたし)を添えて、編集部へ発送。
そうもう後戻りは、出来ない。
いや・・・できるか・・・も・・・。
長めの曲がる棒の先に、両面テープをくっつけて、いま投函したポストに入れれば、この応募はなくなるけど・・・むすめの夢も砕けちゃうけど・・・
少なくとも「断られる、採用されなかった」という悲し思いは、しないかも。(本当にダメ親)
でも・・・それやってると、たぶん警察に通報されちゃうよねぇ・・とか、考えた。(数時間も)

そして、諦め・・・数日後・・・。

お店をおえて、帰宅したとほぼ同時に、我が家の電話が・・・な、なったーーー。
ナンバーディスプレイを見ると「東京03」。
そう、ここは愛知県。
東京でおとうとは仕事してるけど、職場からなんて・・ありえない。(一度もない)
って・・ことは・・・朝小??(朝日小学生新聞の略です)

恐る恐る電話にでると(わたしが出た)。
余談ですが・・・このとき家族みんなで「あなたが出てよ」「いやこういう時はおかあさんだろう」「せっかくだから本人(長女)が出なさいよ」と・・・相手に「早く電話にでろ」となすりつけ合って、おり、出るのが少々遅くなった・・ほど。(どこまでもダメ親)

で、わたしが出たんです。
電話の相手は、まぁまあ若い感じの、男の人、でした。
で「朝日小学生新聞編集部の○○と申します。この度はご応募ありがとうございます。リポータ採用となりました・・・・」と話はどんどん進みます。
いやぁーーー、わたしがどんなに嬉しかったか。
まじ「お店始めた時」より嬉しいかも。(だってこれは努力でどうにでもなるけど)今回の件は努力だけでは、どうにもならない。
応募が想像以上に少なく「もうこーーなったらおサルのジョージ君でもいいから誰か頭数だけでも揃えとけ」と、そういう結果だったか・・・。
それとも、わたしの作文だけ、うっかりなくしてしまい「ま、この子でいいで・・しょ」となったか。
怖くて「どうして採用されることに、なったのでしょうか」なーーんてことは聞くわけもなく。
ただ、電話の相手の人に「こーーんなにも喜んでくれたのは初めてですぅ」とは言われた。

そして「もーーこんな経験はぜったいに、いやだ」と、宣言(確か家族の前でしたはず。記憶が定かではないが)したにもかかわらず・・・

数年後、今度は次女が(この間までオムツしてたくせして)「わたしもリポーターやってみたい」と、言い出した。

そして、ご想像通り、同じようなことを、またもや、やることに。
(こちらも、無事、一年間リポーターのお仕事をこなしました)

そしてそして・・・来週。
こんどは、作文ではないけど、面接。
どーする?
作文も、物体(と言うか証拠?)として残るけど、今回は訂正のしようがない・・・一発勝負。

どーーぞ。
むすめの熱いきもちを汲むんでやって、ください。
わたしは、むすめの応援がしたいだけ。
と言うようなことが、伝わったらいいな、と思っています。

追記;募集では100人位の応募があったとか。
定員は30人くらい。
そして、今回は初回のためこの人数でしたが、今後は欠員が出次第、そのパートごとの募集となるらしく、やはりここは最初が肝心・・かと。
もと○○吹奏楽部のメンバーでした・・という、どこかのおとうさんなどもいるらしく、かなり「通」の、というか「その道の」方が、多いみたい。
どんな基準で、採用するのか?
まったく高校生のときに、吹奏楽部に入ってましたくらいの(わたしだよ)レベルでは到底足元にも及ばないので、、、黙っておこ。
余計なこと行って、うっかり間違っていたら(だってかれこれ30年も前のコト)受かるものもねぇ。
それとも・・・いまいい案が!!
「国民の愛人」とかで最近マスコミによく出てる、何とかさん・・みたいに・・・
色っぽいワンピース(胸が深く切れ込んで、当然ノースリーブのピッチピチ)着て、ワンレンで網タイツでも・・・履いて、お色気作戦・・・だめ?・・・やっぱり、そうだよねぇー。