斉藤です。


こないだパチンコをやっていると、横からかなりのエナジーが伝わってきました。

年は50才ぐらい、

白髪まじりで

秋なのにオロナミンCとかかれたTシャツ一枚

そんな味わいぶかいおじさんが

『あーくそ!!』

『これではずしたら、なにでくるんか! あーくそっ!!!』

『魚が死んでしもてるんやないか!(打ってる台が海物語)』

と、隣町まで鳴り響くでかい声で、パチンコ台を殴りながら叫んでいた。




僕は最近で、ここまで感情をまるだしにしてプレイする選手は珍しいなーと思い、

おじさんの仕事や家族構成を勝手に想像して楽しんでいると、

『兄ちゃん、兄ちゃん』

と、庭師のおじさん(勝手な想像)が話しかけてきた。




『俺な、今日この台に5万つっこんでる、

昨日もこの同じ台に6万つっこんでる、どう思う?』

と、かなり難解な質問をしてきた。

僕はできるだけおじさんの気分を逆なでないように

『きびしいですねーでもそろそろ出るんじゃないですかねー』

と、言うとおじさんは

『その通り!!この台は爆発する!おっちゃんはこのパターンで

何回も爆発させてるんや!!』

と今日一のでかい声で言った。

どうやら僕は、おじさんの質問に正解したみたいで、おじさんはそっから僕にずっと

『見とけよーもう出るぞーほら熱いの来た!ほらでるぞー』

と話しかけてきた。




それから4時間たった。




おじさんは

『今日は日がわるいなー』

と、今日一の小さい声でつぶやいて帰っていった。




多分おじさんは明日もこの台にすわるだろう。