ぶちの宅急便

ぶちの宅急便

毎日毎日、色んなお宅や業者さんを回っていて、感じたことや、起こった出来事などを、思いのままに書きます。
一件一件のお客様とはほんの数分ずつしか関わることしかできませんが、宅急便屋さんにも、色々あるんだということを知ってもらえたらと思います。

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この頃は、ようやくお中元の数も減り、少しは休憩がとれるようになってきました。


余裕が出てきて、
すごく久々にページを見てみたら、「おもしろい」などとコメントされているではないか…!


ならば!!
と調子に乗ってまた書いてみます。


実は先月、仕事中に人命を救いましたビックリマーク
(と言っても過言ではない!!

いくつかのコースがあって、配達はコース毎に決められた順番で周ります馬


ドライバー達はできるだけ早く、届けられる荷物は届けてしまって、少しでも休みたいのが本音べーっだ!


きっと昼メシを食べる暇も無い位に走り回っているって、みんな思わないだろうな。。。ガーン


だから、行った先に在宅してくれていて、一度で荷物を渡せることほど有り難いことはない。


独り住まいのアパートが多い地域なんかは、行ったところでだいたい留守だから、また行くことになる。




長年やっていると、ドライバーの勘なるものが利くようになります。

家にいるのかいないのかが雰囲気でわかります家


だから、きっといないな、とわかっていてインターホンを押す時は、あえて荷物を降ろさないまま不在票を入れる準備だけして車を降りますにひひ




いつもの通りのコース順で回っていたある日、ふと、


「今日はこっちのお宅から先に回りたい」

なぜだかそんなふうに思い、、、



いや、きっとドライバーの勘が働いたのかも。


「今のうちならあのお宅は人がいそうだから、この荷物を降ろせる!!

とにかく、順番を無視し、あるお宅から先に行きました。


ワンルームのアパートで、インターフォンを押しても電池切れ(?)なのか鳴らない。
ドアを直接ノックした。

誰も出てこないし返事も無い。



でも、おれにはドライバーの勘でわかっていた。


「…いる」得意げ


もう一度、強くノックした。

1分程待ったところ、(普段は5秒くらいしか待ちません)
中から「ハイ」と小さな声が聞こえ、30代くらいの男の人が扉を開けた。


「宅急便です」

「ちょっと待っててください」

印鑑を取りにいくのか、男の人は一旦部屋に戻った。


また1分くらい待たされて、また彼が顔を出したが、印鑑は持っていない。


「…あれ?探しても見つからなかったのかな?」
と思いつつ、自分のペンを渡してサインをもらった。

荷物を受け取った男の人は、すぐには部屋に引っ込まなかった。

「有難うございます。助かりました」


「…え?」


「実は、今うたた寝をしていたみたいで…」


「…はい」


「フライパンを火にかけっぱなしだったんです」


「え!」


「あ、焦げてたけど大丈夫です。すぐに今、火を止めたので。フライパンって熱すると白っぽくなるんですね」


ドアをノックする音で目を覚ましたらしい。


「起こして頂いたお陰で、火事にならずにすみましたメラメラ


早く荷物を降ろしたい一心で勝手に回る順番を変えただけだったのに、おれはお客さんからとても感謝された。


きっと命の恩人だと思われたハズビックリマーク

ドライバーの勘もたまには役に立つんですよビックリマーク


という話でしたニコニコ


あ~…

家の前で名刺でも落としてくるんだった。。


そうすれば、今頃、本部に「お褒めの言葉」が届けられていたかも!!!


な~んてにひひ