みなさんこんにちは、こんばんは。
元パラリーガルの「ゆゆ」です。
こんなニュースを見つけましたので、みなさんとも共有してみたいと思います。
交通事故を防ぐ行動の1つとして、「指差呼称(しさこしょう)」と呼ばれるものがあります。「指差喚呼(しさかんこ)なんて呼ぶこともありますね。
車を運転する際、声に出しながら指差しで安全を確認することです。
この指差呼称を積極的に行っていこうと、石川県内でカー用品を取り扱う企業が宣言したそうです。
具体的には、社員らが車を運転する際、交差点や横断歩道などで、「歩行者よし」、「信号よし」と指を指しながら声に出して、周囲の安全を確認するとのこと。
というわけで今回は、「指差呼称」について簡単にご紹介してみようと思います。
指差呼称とは?
指差呼称は、危険を予め確認するために行います。
これから作業する目の前の対象物や、標識や信号などに対して指差しを行い、その指差したものの名称と状態を声に出して確認します。
よく、駅のホームにいる駅員さんが、電車の入ってくる前と発射した後で路線上を指差している場面や、運転士が「出発進行!」といったように声を出しながら信号を指差してることもありますよね。
指差呼称のやり方
指差呼称は、以下の手順にのっとって行うのが一般的です。
①対象を目視する
②対象の状態を声に出しながら指で差す
③差した指を耳元に移動させ反すうする
④よし、と発声しながら手を振り下ろす
指差呼称に期待できる効果
指差呼称をすることで、様々な効果が期待できます。
実際に指差しすることで腕の筋肉、声に出すことで口周りの筋肉、耳で声を聴くことで資格に刺激を与えることができます。
こうすることで、脳の前頭前野が活性化され、思考力や判断力、注意力、集中力はもちろん、冷静さを得ることができます。
もっとも重要と言われているのは、意識を向上させる点にあります。
過去に、鉄道総合技術研究所が指差呼称の効力を実験したところ、鉄道運転時の操作間違いの発生率が、指差呼称をした場合としなかった場合とで約6分の1になったそうです。
さいごに
以上、いかがだったでしょう。
指差呼称、誰でも簡単にできるにも関わらず、その効果はかなり期待できそうですよね。
とはいえ、現実に指差呼称を行うのは周りの目も気になるところ…
しかし、安全面を考慮するのであれば、積極的に行っていきたいのも事実ですよね。
というわけで、今日はこの辺で。
ではでは。