久しぶりに、お役所に行くことになりました。閉庁時刻ギリギリのタイミングでしたが、窓口は開いていて担当氏に手続きを依頼しました。
しばらくすると、担当氏「この申請は、真正に会社から依頼されたものかが不明なので受理できません。会社の確認が必要です。」
そこで、”別の市にある窓口に郵送手続きしたら、そのまま受付受理されたのですが?”
担当氏「いえ、受理できません。ここに押印がないので確認できないのです。」
”えっ、押印省略ですよね?。それに士業証明も添付してありますから・・・。”
担当氏「押印省略ですが、私は受理できません。」
”いえ、あなたでなく、この役所として受理できないのですか?。”
担当氏「会社に確認できないので受理しません。」
”そうですか、それではここで会社に電話して私が確認します。”
そして、会社と電話がつながりスピーカーにして依頼確認に至った次第です。
その後、
”不受理となる要因を説明してください。この申請で不受理要件に当てはまる事項を指摘ください。”
担当氏、言葉に詰まりながら「会社依頼が確認できないので・・・。」
”郵送受理の場合は、どうするのですか?。”
担当氏「今回は受理できませんでした。」
堂々巡りの30分でした。
その過程で担当氏「今日、その会社から問い合わせがあって答えたばかりです。」
”その電話、なぜ当該会社と判断できたのですか?。”
担当氏「何回か応対しているのでわかります。」・・・要は事実確認せずに答えていた模様です。
たぶん、電話ですと着信電話番号で確認することしかできないはずです。
唯一の確認は電話番号だったのかと推測しますが、会社担当であるかは確認できないはずです。
そして、担当氏「その会社は、設置の際、私が手続きをお手伝いしました。よく知っている会社です。今日もお問合せをいただいたばかりなので慎重になりました。」
え、それって忖度?。知らない会社だったらどうしたのでしょうか。?
押し問答の果てに、担当氏が涙声になってしまいました。
”なぜ、泣いているのですか。カスハラと疑われ行為に映るじゃないですか。”
担当氏「申し訳ありません。私、いま病気で、お客様に不愉快な思いをさせてしまいました。」
管理職を呼ぼうかと持ったのですが、担当氏は涙声で謝罪しています。
帰り際に”担当さん、その会社との仕事は長くないので、また、担当さんのところに戻ってきますよ。安心してください。”とご挨拶しました。
その行政窓口は厚生労働省下の役所でしたが、クラクラするぐらい最悪な印象だけ残りました。
困ったちゃんです。
忖度事故の顛末でした。