大学生フェア | Papytat~東京農工大学生協読書部~

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東京農工大学生協読書部の活動をプロパガンダするブログです

新学期が始まって第一週目が終わります。
そこで、現状の売れ行きも踏まえて、今月の棚紹介をさせていただきます。

今回の棚作りのテーマは、
   「大学生フェア」


新入生、及び新学年を迎える大学生の皆様に、
変わり目の季節意気込み新たに
ということで学術関連や大学生関連、及び大学生活に役に立つであろう本をセレクトしました。

そんな大学生フェアでですが、まだ一週間しかたっていないのにもう売り切れたものもあります。そんな自慢を交えつつ、どんな本を仕入れたか紹介していきます。

まずは、誰もが知ってる
レイチェル・カーソン『沈黙の春』

DDTなどの農薬による環境問題を世間に告発した一冊ですね。真っ先に消失した(売れた)一冊。農薬を研究している研究室もあるとのことですし、やはり環境に興味関心のある学生が集まっているのだなあ、というのを感じます。
ちなみにカーソンの本はもう一冊、
『失われた森 レイチェル・カーソン遺稿集』
も用意しています。


つづいて、

佐々木正人『アフォーダンス入門』
ちょうど昨年度に、農工大を退官された、千賀裕太郎教授が講義やらで機会があれば推薦していた一冊。
あのダーウィンが作り出した考えを発展させた、環境についての新しい考え方を示している一冊。生物や環境について、こんな考え方があるのか、とはっとされる一冊ですね。しかも、非常に読みやすい。おススメです。これは多めに入れたのでまた残ってますよ。


学術書ばかり続いてしまったので、続いては大学生活を描いた小説といえば有名どころ

森見登美彦『四畳半神話体系』

有名ですね。大学生活について偏った認識を与えてしまいそうですが、ちょうど今季発刊の大学生協のフリーペーパー読書のいずみ izumiに森見さんとの対談記事が載っているので、まさに今な一冊ですね。


まだまだ行きます

エドワード・W. サイード『知識人とは何か』
確かにこうした問いかけをするにはいい時期かもしれませんね。


山内昶『ヒトはなぜペットを食べないか』
そうですね。獣医学科もあるし、動物たちの命も扱う立場になる人もいますしね。これもはけてしまいました。

いがらしみきお『ぼのぼの名言集 上・下』
新生活の上で、ぼのぼの君やしまりす君、あらいぐま君達の言葉が役立つ、と思っていただけた、らしいです。なぜって、、、、売れましたから。

まだまだありますよ。ブログで前回紹介した
結城浩『数学ガール』
エラリークイーン『エラリークイーンの冒険』
信州大学『大学生が出会う法律問題 改訂版』
大竹聡『酒呑まれ』
梨木香歩『春になったら苺を摘みに』
・・・・等々

他にも大学生として読んではいかが、という本をチョイスしております。
なんか変なのもあるような。まあ気にしないでください。
今回は読書の井戸、というこうした本について各々の部員が好きに語った冊子も作りましたので、こちらだけでも持って行っていただけたら、と思います。

ぜひ、農学部の生協の購買を訪れましたら、こちらの一画ものぞいていってくださいね。