そして、同量の、もしかしたらそれ以上の悔しさもありがとう。
結構時間も経ったし、否定的なことを書いても怒られんだろ。
決勝トーナメントに入って、不安だったのが、
90分の戦い方は確立できてたけど、
果たして延長がある戦い方は大丈夫だろうかということ。
その心配はある部分杞憂であったし、ある部分的中してた。
クロアチア戦の前の予想では、日本が先制できる。
ただし、その先制は時間が遅ければ遅いほど良い。
できれば後半30分以降で。
などと思っていたのだが、望外の前半終了間際で先制。
これで後半の30分以降の怒涛のパワープレーが怖いなと思ったのだが、
その前に空中戦で失点。
地上戦は全て対応できると思ってたが、空中戦はいつか破綻すると思っていたのだが、
思った以上に粘れんかった。
クロアチアは、予想以上に日本対策を立ててた。
三苫への対応もその一つだけど、
この大会三苫がカットインからのシュートという場面を見せてなかったので、
それは決まるという期待があったのだが・・・
延長で交代カードを1枚残したままだったのは、何故だろう?
不測の事態に対応するため?
PK対策?
(ま、あのPKを見る限り、また終了直前に切らなかったことからも、PK対策ではなかったのだが)
いろいろ考えてたが、そのカードを切らなかった(切れなかった)のが
森保監督の限界なのかなぁ・・・
(戦術的な意味でも、非情に徹することができなかったという意味でも)
PKの結果は仕方ない。
と必死に思うようにしているが・・・あれはそう思えん。
キッカーは立候補?ありえん・・・
どれだけ練習して、どれだけ対策してたんだ?
全く時間割いてなかったんだろうか?
PKほど勝敗に直結するものないんだが・・・
とてつもないプレッシャーの中で最長120分戦った後でのキックなので、
思うようなボールが蹴れないこともあるのは仕方ないが、
それは相手も同条件。
せめてキッカーが自分の思い通りのシュートが打てるぐらいには落ち着いて蹴れるように、
チームとしていろいろ想定していて欲しかった。
相手GKのファインセーブで負けるのはあきらめつくが、
高校時代の俺でも3本くらい止められるようなキックでは悲しすぎる。
とはいえ、ドイツ、スペインに勝ってこのステージまで来た事実は消えるものではない。
本当に凄いチーム。本当に感動をありがとう。
それだけに、PKで負けたのは(というより、PKが勝負になってなかったのは)
残念で仕方がない。
というか、あんなPKになるんだったら、その前に決めてくれ。
そのための交代カード1枚あったんだが・・・
以下はある意味暴言。
そのカードを切れなかったのが敗因だとするなら、
敗因はドイツ戦の2点目。
あんな信じられんトラップから、見事なハンドオフ、信じられんニアの上を抜くシュート・・・
浅野がもしかして上手いんじゃないかと勘違いしてしまった。
あんな一生に一度あるかないかの再現性のかけらのないプレーを期待して浅野に託したのが失敗か。
延長に入った段階で、プレスも効かない、クリアの納めどころにもならないような選手は、
交代させるべきだった。たとえ数十分しか動いてない選手でも。
それができなかったのが、やはり森保監督の限界だったか・・・