解説の続きです。


5.レベルを上げて物理で殴ればいい

上級編の中じゃ一番簡単かもしれませんね。

まずタテラーゼLv1からヤリーダLv1までに+14

続いてヤリーダLv12までに+11

キバッダをLv3→Lv8で+5

ピョコライダをLv8→Lv10で+2

カノッサルタンをLv7→Lv10で+3

チャリバッサLv12→Lv20で+8


よってタテラーゼLv1からチャリバッサのセットスキルが3枠になるまでに必要なレベルアップ回数は

14+11+5+2+3+8=43

となります。

…そんな多いの?

A.43回


6.ホスト「いやまだその情報もらってないから」

前作のボス戦でヒーローがよく一撃技食らいましたよね?

パタポンでは編成画面で右側にいるキャラからボスに標的にされる傾向にあり、ヒーローが最優先、ヒーローがいなかったらその次の部隊の一番右、いなかったらその次となっていきます。

3でもその仕様は続投であり、ヒーローが真っ先に食われます。

これは一撃技に限らず通常攻撃でも同じ方式になります。

そのためソロプレイ中にヒーローをギロチンに耐えられないタテラーゼにして、ムテッペキがあれば耐えられるチンと同時にギロチンを食らうと、ヒーロー死亡→チンが被弾→ムテッペキが無いのでチン死亡となります。


が、マルチプレイだとその辺りがうやむやなのかタテラーゼが死亡したという情報を受け取る前に次のダメージ計算に行くのか、右側にいるタテラーゼが死んでもその攻撃中はムテッペキが適用され続け、左側にいるヒーローはムテッペキの恩恵を受けられます。

同期ズレによるバグの一種だと思われますね。

よって、Bは死にますがA,Cは生き残ります。

ちなみにホストがムテッペキをしていても同様に左側のキャラにムテッペキがかかるようです。

A.A,Cは生存、Bは死亡。



7.ハリネズミバグ

残り文字数が足りないので手短に。

1Pまたはムテッペキ発動者はムテッペキによる軽減適用前に無双のブタの反射ダメージが確定します。

また、無双のヒツジは相手のダメージを変動させるスキルで、グレンブルルが着火発生率のある斬撃をしてくるので、その攻撃が3Pの最大HP分のダメージとなるという扱いです。よって3Pは自身の最大HPの半分のダメージを反射します。

無双のシカとヒーローモードであることに注意して反射ダメージを求めると

1P:1000×0.8×1.2×0.5=480

2P:1000×0.8×1.2×0.1×0.5=48

3P:10000×0.5=5000

となり、合計5528となります。

A.5528


8.クリティカルロマンス

ジュンプーカは最後に30%加算されるのでドピシャナの影響を受けません。

また、スイギョ、スイギョギョによるパワーアップは状態異常抵抗率以外確認されていないため、攻撃側の考えるべき要素はドピシャナとジュンプーカのみになります。

よって前述のようにジュンプーカの30%は後から加算なので、クリティカル発生率は

200×1.5+30=330%


続いて防御側はありえない組み合わせのセットスキルですがまあ理論上の話なのでそこは置いときましょう。

攻略本曰く、スイギョ、ニンギョギョ、スイギョギョはそれぞれ全状態異常抵抗率を20%、30%、40%上げてくれるらしく、実際その程度の上昇があることは確認されています。

ですから、防御側は元々のクリティカル抵抗率にこれらを加算してやると、

200+20+30+40=290%


よってこの状況でクリティカルが発生する確率は、発生率から抵抗率を引いてやった値が実際に状態異常の起こる確率なので

330-290= "40%"

となります。


A.40%


9.29番目の古代龍

まず7匹の邪悪ごとに2種類いるので14種

続いてすこポンクエストは純潔だけ2種類います。

ギガンテス

マンボス、カッチンドンガ

センチュラ

モーチッチチ

ザックネル

ゴルル

ギガンテキング

の計8種類。

続きましてDLC

テランデス

マンボロス

ダラチュラ

ドカクネル

フェニッチ

ギーク・ドンゴラ

の計6種。

よって合計は14+8+6=28種類です。

{E31DB921-7F99-439C-94A0-998FC3F82DFC}
影が非常に薄いのでわかりにくいのですが、このゲームのドンガ系は
たたりドドンガ
マジドンガ
カッチンドンガ
が通常のクエストに登場し
ドドンガ
がDLCの樹海のワンダラーズに登場します。こいつも他のボスモンスターと同じくショカーン中は死亡しません。
ちなみにドドンガは本編には出てないので攻略本に載って無いです。たたりは載ってます。

よって合計に1を追加して29が答えです。
A.29

最終問題
がむしゃらに計算していけば何とかなる問題です。
…のはずだったんですがね…

まず雷光の刀【毒】+40の攻撃力を求めます。
雷光の刀+40の攻撃力は上述の計算式で求めると449.4〜898.8
続いて【毒】ですが、無印の攻撃力を1.732倍(≒√3)したものですんで、雷光の刀【毒】+40の攻撃力は778.3608〜1556.7216
これにタテラーゼ本来の攻撃力0〜140を足してやると
778.3608〜1696.7216(四捨五入して778〜1697)
実際の画面で確認してみると
{3F89BB2E-9D47-4019-8161-55BD2BF6B63E}
…なんか1ズレてる。
原因がイマイチはっきりしないのですが、厳密な計算をしてみるとよくズレます。
そのうち別記事で取り上げると思います。

武器攻撃力ではなくダメージを求める問題ですんでそろそろ次行きますか、最終的にはある程度のダメージ範囲が求められれば得点にしますし1の差は後々考えるとしましょう。

続いてアルダモンですが、+21だと攻撃力を約4.13倍します。よって
778×4.13=3213.14≒3213
1698×4.13=7012.14≒7013
よって表示されるのは3213〜7013のはず!
{F5B3FB7C-DF20-4DBD-87ED-A4CA55BF3BFF}
(´・ω・`)
厳密な計算を行おうとするとやはり小数点以下が牙を剥いてきますね。
見えない領域はなかなか厄介です。
小数点以下の数値がわからないゆえに起こる数値のズレのことを適当に「不可視領域による演算誤差」とでも名付けておきましょうか。
攻撃力はセットスキル:ボウアタックLv3でさらに1.2倍した数値を扱います。

さて攻撃力はあとで近似するとして、クリティカル率を見てみます。
状態異常発生率は一次関数なので武器Lv+2などのセットスキルで簡単に上昇の傾向を掴み取ることができます。
【聖】以上のレア度の場合クリティカル率に数%加算されるので注意が必要です。
さて、雷光の刀【毒】+40のクリティカル発生率は175%、アルダモンのクリティカル発生率は62%で、さらに覇道のドクラガンカブトで50%上がるので、合計で
175+62+50=287%
がクリティカル発生率です。

本格的に計算を始めましょう。
まず防御力計算前に考えるべき要素です。
攻撃時ダメージ補正率はモンスキラーのおかげで巨人に対して1.5倍になります。
防御時ダメージ補正率は、行動前は斬撃と雷の分で計4分の1倍に、行動中は変わらず1倍です。
続いてフィーバー中にヒーロー技でない状態でポンポンをジャストで決めると攻撃力が1.4倍になります。
そしてクリティカルに関して、発生率は287%、抵抗率が200%ですから、発生する場合としない場合両方を考える必要があります。

続いて防御力計算後は以下の要素を考える必要があります。
・ゴチガチデス
・レベル差補正
それぞれダメージを1.5倍、1.4倍にします。

以下、攻撃力の範囲を3700〜8600に近似します。

①行動開始前にクリティカルが発生する場合
クリティカルのダメージは
攻撃力×1.5×(発生率-抵抗率+0〜100の乱数)/100
です。ただし、()内が0以下になったら自動的に()は1になります。
よってクリティカルによる倍率の範囲は1.5〜2.805
すなわちこの条件でのダメージは
最低ダメージ
(3700×1.5×0.25×1.4×1.5-400)×1.5×1.4=5278.875≒5279
最大ダメージ
(8600×1.5×0.25×1.4×2.805-400)×1.5×1.4=25755.6075≒25756

②行動開始前にクリティカルが発生しない場合
①から1.5倍と2.805倍を抜いて計算してやればいいだけなので
最低ダメージ
(3700×1.5×0.25×1.4-400)×1.5×1.4=3239.25≒3239
最大ダメージ
(8600×1.5×0.25×1.4-400)×1.5×1.4=8641.5≒8642

③行動開始後にクリティカルが発生する場合
①の0.25を抜いて計算してやればいいだけなので
最低ダメージ
(3700×1.5×1.4×1.5-400)×1.5×1.4=23635.5≒23636
最大ダメージ
(8600×1.5×1.4×2.805-400)×1.5×1.4=113141.175≒113141

④行動開始後にクリティカルが発生しない場合
③から1.5倍と2.805倍を抜いてやればいいだけなので
最低ダメージ
(3700×1.5×1.4-400)×1.5×1.4=15477
最低ダメージ
(8600×1.5×1.4-400)×1.5×1.4=37086

よって①②③④より、テランデスに与えられるダメージの範囲は

A.
クリティカル時
a.5279〜25756
b.23636〜113141
クリティカルが発生しなかった時
c.3239〜8642
d.15477〜37086
ただし、クリティカルの有無しか制限しなかったので、クリティカル時をa.b.を5279〜113141と答えても正解とします。
また、近似を行なったので
a.b.の中の一定範囲
c.の中で一定範囲
d.の中で一定範囲
をそれぞれ挙げられれば正解とします。
例:クリティカル時5500〜110000、非クリティカル時3500〜8000、16000〜35000

え?ジュンプーカはどうしたのかって?
どうやらジュンプーカはビュビュンビュンによる追い風以外では効果を発揮してくれないようです。そのため今回はジュンプーカについて考える必要はありませんでした。
頑張って計算してたらゴメンよ。
ちなみにそら神中の追い風でもジュンプーカは発動すると思われます。

もひとつ補足で、今までテランデスの「行動開始前」は全守備時ダメージ補正率が50%だと考えてきましたが、正確には「無抵抗時」にそうなる模様です。
何が違うのかと言いますと、行動開始後も攻撃直前直後に一瞬だけ硬直し、「無抵抗」になります。
その一瞬は全守備時ダメージ補正率が50%になっているので与えられるダメージが低くなります。
検証する際はお気をつけください。

EXルナティック問題
A.筆者も知りたいですホントに。

まとめ

まだ文字数が厳しいらしいので上級編第1問の検証に関わってくれた、関わろうとしてくれたtwitterの皆様に感謝を伝えることだけに留めます。

ありがとう!

では良いパタポンライフを!