(攻撃力×倍率①-防御力)×倍率②=最終ダメージ


~クリティカル発生率とダメージの関係~
まず状態異常の話からしましょう。
パタポン3には状態異常発生率と状態異常抵抗率の2つがあります。両者は攻撃力と防御力の関係と同じく密接に関わっています。具体的には、
状態異常発生率>状態異常抵抗率+100なら確実に状態異常が発生します。しかし逆に
状態異常発生率<状態異常抵抗率の場合、無効にしない限り抵抗率がどれだけ高くても発生率は0にはなりません。おそらく5%くらいが保障されています。

さて本題です。
クリティカル発生率がクリティカル抵抗率より100%以上高ければクリティカルは確実に発動します。さらにクリティカル発生率を上げるとそれだけダメージは上がります。具体的な倍率は以下のようになります。

1.5×((発生率-抵抗率)+0から100の乱数)/100

が倍率①として計算されます。
ただし、計算結果が1.5未満になった場合は1.5として扱います。
実際に計算してみましょう。
クリティカル発生率が150%
クリティカル抵抗率が50%
であるとき、

1.5×((150-50)+0~100)/100より、
倍率は1.5~3.0

と、なります。結構上がりますね。
状態異常発生率に比べて抵抗率は上げにくいのでこの上昇量は脅威的です。
ドピシャナはクリティカル発生率を1.5倍にしてくれるので状況に応じて攻撃力をアップさせるかクリティカルをアップさせるか選ぶといいでしょう。


~レベル差補正~
パタポン3ではレベル差があると経験値が増えたり、逆に全く貰えなかったりします。そのせいで蟹が乱獲されたりしてますね。まあ蟹鍋はこのブログで紹介する気はないので他をあたってください。
さて、レベル差があると経験値だけでなくダメージも変わります。具体的には
攻撃側のレベルが守備側に比べて
3以上低い時0.6倍
2低い時0.7倍
1低い時0.8倍
変わらない時を1倍とする
1高い時1.2倍
2高い時1.3倍
3以上高い時1.4倍
という関係にあります。これらは全て倍率②です。
〇〇アタックが攻撃力を1.5倍にしたりすることを考えると3レベル差もあればセットスキル1個分くらい差が出ることになります。

最近の対戦なんかではレベル40がゴロゴロいるので真っ当にやって上げられるレベル32では与ダメージが0.6倍、被ダメージは1.4倍になってしまいます。大変です。
こればっかりは仕方ないので諦めるか、どうにかレベリングをするしかありません、頑張ってください。



~まとめ~
今回は実際にやってみないとわからないものたちでした。クリティカル率を上げればダメージが増えるのはなんとなくわかったかもしれませんが、レベル差補正は乱数の幅が大きすぎるこのゲームでは気付きにくいです。
ちなみにDLCの敵は基本的にレベル29以下と推定されます。ゲーム本編に書いてある推定レベルは誰が求めたんでしょうね。

次回はここまでダラダラ書き連ねてきた計算式や倍率をまとめます。ぶっちゃけそれだけみれば雰囲気でなんとかなるかもしれません。ここまで細かく読んでくださった方がいれば有難うございます、気が向いたら無双のヒツジは無双のネコで死ぬとかダメージ計算以外の仕様も書いていこうと思います。