あれからもう12年の月日が経ちました。

あの酷い光景は、今でも忘れることなくはっきりと脳裏に焼きついていますが、情けない事に今でも辛すぎて現実とは思いたくない気持ちになります。
記憶のポケットに閉じ込め、あけることなく12年という月日が経ちました。
でも・・・今日だけでも、この事故について考えなければという思いから、ブログにも書いておこうと思います。

不謹慎な表現で申し訳ないですが、まるでSF映画のような目を疑う光景は、想定できたのにしなかった、呆れた体制のもと花火大会が行われていた、その結果です。
今さらですが、現場にいた一人として・・・明らかに十分な対策を講じなかった故の人災です。

誰がどう見ても理解できないことがあの日はありすぎました。
救えた命も救えなかった。
そんな悔しさと後悔は、現場を知る人達は同じなはず。

裁判は打ち切りで元副署長の時効成立、免訴判決。
今だからいえます。
許せません・・・。

犠牲になられた方々に、心からご冥福をお祈り致します。