思えば引っ越し後、初めて近所をのんびり散策し、落ち着いて本を読むことができた…。

どんな暗闇に入り込んだとしても、いつか、太陽がきらきらと微笑みかけ、空がその果てしない懐で包んでくれていることに気づく時が来るんだね。

苦しい時、辛い時、愚痴や弱音を吐かず、じっと堪えていれば、眼は深く、人としての根が深くなる…そんなみつをさんの詩があったっけ。


実際は愚痴や弱音を沢山吐いて、そんな自分に嫌気がさす毎日だったけど…。

驕ごり高ぶらず、誰かを恨んだり憎んだり羨んだりせず、いつも謙虚に、前だけを向いて歩んで生きたい。
これからも、生きていれば試練や哀しみが必ず訪れるだろうけど、それでもじっと耐えて毎日笑顔でいたい。
いつも満面の笑顔で全てを受け入れてくれたおばあちゃんの様に…いつでも私は、本当は、そういう人になりたいのだ。

そう切実に身にしみて思うのは…私のこれまでの人生、ダメなパターンを一通り経験したから。
そしてその結果、何も残らないことがわかっているから…。
負の感情は、自分や周りを傷つけるだけでなく、自分の大事な体を、更にはかけがえのない地球をも傷つける事になるんではないかな。