皆様、生の杏(あんず)を食べた事はありますか?それは、杏ならではのほどよい酸味の効いた甘... この投稿をInstagramで見る 皆様、生の杏(あんず)を食べた事はありますか😊? それは、杏ならではのほどよい酸味の効いた甘酸っぱい杏でしたか?それとも? ・ 杏には、実は沢山の種類があり、それぞれ全く!違う、味わい、香り、加工用途があります。 ・ 先日の信州では、杏の収穫のお手伝いをさせていただいておりました。つるぴかお肌になる温泉にゆっくり浸かり美味しいお蕎麦を食べていただけではございません😆。 ・ ・ こちらの畑は、東京の三越や銀座千疋屋さんへ高級杏として卸している、杏を商品価値の高い果物へと、手塩にかけ育てていらっしゃる信州千曲市の杏宝園さんの畑です。 この中には、約8種類の杏の木があるとのことですが、素人には、実を見ても、全く見分けがつきません(『信州サワー』だけは果頂部が尖っているので分かりやすかった!)。 1枚目の写真は『昭和』と畑で試食にといただいた甘い『ハーコット』を持っていますが、もはやどちらがどちらかわかりません、、、。 ・ 今回は、タイミング的に『昭和』の収穫がメインでしたので、収穫かごに『昭和』以外の品種を入れてはならない。 ひとつ500円以上の価値なんてざらという希少な杏を生育している杏畑(20000円の価値がついたというお話もお聴きしました!)、そんな高価なひとつを間違ってもいでしまっては、、、そもそも収穫のタイミングの色づき選定さえ難しい、、、傷をつけないよう、落とさないようぴったりしたゴム手袋をし慎重に、、、私達素人収穫班に、時折緊張が走るのでした😱💦。 しかし!接ぎ木の名人(杏宝園高松社長さん)の技により、複雑に枝別れしている内の一本のみが違う品種だったりもするので、、、当然ミスはありました。その分農家の方の手間を増やしてしまうことに🙇。 プロの仕事と言えるまでには、収穫だけでも相当の訓練が必要です! ・ 今年は天候により、生育が思わしくなく、残念ながら収穫量は例年の約半分程とのこと。 それでも一分一秒で収穫のタイミングが変わる杏(半日でも色づきがみるみる変わっていきました)、その為収穫にはスピードが勝負!そんな一気に終わらせないといけない杏の収穫時期は、いつでも人手が足りないそうです。 ・ ・ 杏好きとしては、例えばキオスクでも手に入るドライマンゴーのように、、、ドライ杏を気楽に手に入れたいとずっと思っているのですが、何故杏がメジャーに?ならないのか!国産杏が東京で滅多に見かけないのは何故か!国産杏は何故高価なのか!杏農家さんのご苦労を知ると、そんな疑問が全て払拭されました。 気象変化に弱く、毎年収穫が読み難い、又鮮度保持が極めて難しいので一気に加工する必要があるという点から、人員確保含めビジネス的にも極めて難しいはずの杏。 それでも、売れる杏をと、杏農家の存続をと挑戦し続け、美味しく価値ある杏を育てていらっしゃる杏宝園さん✨。 杏宝園さんの美味しい杏は、東京では季節の高級ケーキに使われているかも。又、青山ファーマーズマーケットや三越の物産展に出展された際にみかけるかもしれません。 見かけた際は是非希少な国産杏を味わってみて欲しいです😊💕。 生杏は出回っても一週間から10日程。もし東京でこれから生杏をみかけたら、その時買わないともう手に入らないでしょう! 私は、、、収穫ミスがあったにも関わらず、御礼にと収穫後に大きな冷やし杏をみんなでいただき疲れた身体を杏クエン酸で回復させ、更にお土産にと半生あんずと杏シロップづけをいただきました💕。そして生杏も‼️私達が収穫した『昭和』も沢山いただき帰ってきました🙇。 私は杏の甘酸っぱさが大好き。 次の投稿では、『昭和』で作った絶品!私特製杏コンフィチュールをご紹介します🙇💕。 #杏好きの #本気の杏収穫お手伝い #杏宝園 #信州千曲のあんず #杏 #杏畑 #アプリコット #apricot Chikako Sasho(@chikakosasho)がシェアした投稿 - 2020年Jun月24日am5時04分PDT