先日の奥沢駅前音楽祭でのこと。
プログラムの司会者プロフィールに、趣味:着物、旅、 等々と書いていた私。そのプロフィールを見てくださったご近所の方が、音楽祭中、着物が好きと書いてあったから、と声をかけてくださり、あなたに差し上げたいものがあると。。。
家に帰り開けてみると桐の箱に丁寧に入れられた、なんとも立派なしょうる。
着物時のしょうると仰られましたが、勿論洋服でも、なんでも、いやいや、まだまだ防寒にこれから使う機会があるはずのこちら、どうしたらよいものか、悩んでおりました。
音楽祭中は余裕がなく、きちんとお話しも出来ぬままでしたので博多出張土産を持ってお宅へ。
胸が一杯で涙が出てしまう程の有難い時間でした(*T^T)。
常日頃、着物を受け継ぐ気持ちを大切にしたいと、着物をちゃんと着て、その価値を活かしたいと言い続けている私と、岡村さんのもう着れないから着てほしい想いが繋がった瞬間でもありました。
着物を着てくれるあなたに、着てほしいと。。。
着物もお見せくださいました。
しかしながら、私の身体はひとつ。どこまで岡村さんの想いを受け入れられるだろう。
深い深い問題でした。
私、ひとりでは出来ません。




