私は高音から上に行くと、少し首が前に出る。それを直そうと、ある人のまねをして後ろへ持っていく意識をすると上手くいったりする。しかし、それが慣れてくると、今度は後ろへ持って行き過ぎるということで直される。そのゆり幅の中で、螺旋階段を上るように進歩するのだろうと思う。

レッスンで上手く行ったからといって調子に乗って歌いすぎると、次の日に決まって、私の場合うなじ脇から背中が凝る。昔は外側が凝って首が回らなくなったが、最近はむしろ内側が凝る、それも筋に沿って頭の中心も凝っている感じがする。おかしな表現だとは思うが、そんな感じだ。

また、F Fis は喉頭が上がらない様に維持するために、後ろを下げるという変な感覚に耐えている。それが定着しつつあるのだが、そうすると、みぞうち辺りに鋭く差し込む感覚がある。もちろん、やっていることはそれだけではないのだが、そこを感じると言う事は、そこが弱いのだろう。

感覚を言語化すると明確に自分に意識させられるが、私の場合、それで変に意識して可笑しくなることがある。感覚を感覚のまま定着させる方がいいのかもしれない。

変に意識した時は、放って置くのも一つお手かもしれないと思ったりする。