昨年3月に大腸(直腸)がんがわかって入院・手術が決まったとき
一番の問題は高齢の母親が家でひとりになることでした。
ときどき転倒したりもして不安材料は満載でした。
ケアマネージャーや兄と相談して
考えられ得る手はずを整えて
・ デイサービスに週二回行くこと
・ 配食サービスを利用すること
家の中の所定の場所に置いてくれるシステムで
安否確認も兼ねています
・ 毎晩、兄に電話すること
等々を決めました。
入院日直前までバタバタしていて
予定通り手術できますように、と願いはそれだけでした。
がんだから、と落ち込む余裕はありません。
無事に入院してからは
正直なところ、家を離れられてホッとしたものです。
しかし、、、それでは終わらない!
術後1週間たったころ
母親が同じ病院に入院してきました
転倒して(配食サービスの人が発見)
昔骨折した右腕の箇所が離れて、手術となったのでした。
ちょうどその頃、病院内に地域包括ケア病棟ができて
母は治療が終わるとそちらに移って
在宅復帰に向けたリハビリをしてもらったりして
2ヶ月ほど入院していてくれました。
最後のほうは、退院させろと直訴していたようですが…
私にとってはラッキー
二週間で退院した後、家でひとりでゆっくり療養できました。
本当に助かりました。
もしも自分のことに専念できる環境だったら
ひょっとしたらショックで落ち込んで
術後の経過にも影響が出たかも知れません。
先日友だちと話していて
こういうことに気づかせてもらいました 。。。