とても暑かった日
Yさんの告別式に出席することができました。。
偶然にも3年前に他界した母を見送ったホールでした。
悲しい気持ちで訪れたところ・・・
受付にはひまわりのような笑顔の写真ありました。
先に虹の橋に旅立った愛猫の【ふわちゃん】も一緒に飾られていました。
私が思ったこと・・不謹慎かもしれないけど
「やられた~!」
そこからはYさんの世界に引き込まれました。
祭壇はたくさんのお花とYさんの写真がスライドショーのように流れています。
それは新婚だったころのふっくらしたかわいい顔のとか、6月にご夫婦で訪れた函館と大沼のきれいな写真でした。
そしてはじめて経験した【音楽葬】
母のときも生演奏の音楽はありましたが、お坊さんもお願いしたので少しちがいます。
はじまる前にお線香をあげれるようにはなっていたけれど、はじまる前に片付けられて・・・
おごぞかに式のはじまりの案内とともに・・
たったひとりのチェロの演奏がはじまりました。
まもなく・・ジャズのようなこころに響く曲が長くながれました。
お焼香はなくそのかわりに白い花をひとりひとりが捧げます。
おじさんにあたる方の昔の楽しいエピソードが語られて、おかしいんだけど、涙がでました。
そして喪主さんであり一緒に病気と闘ってきたご主人の話は・・・
3年前には生存率は3%と宣告を受けていたとのこと。。
医療は日々進歩しているからもう少し頑張ってくれることも願っていた。
最期の入院になってしまったときのこんなエピソードを話してくれました。
体調のいい日は一階にあるコンビニまでふたりで買い物にいったそうです。
Yさんは片方に点滴・・もう片方の手はご主人と手をつないで・・
その時の風景は目に見えるようです。
本当に仲の良い家族でちょっと変わり者の(ごめんね)Yさんはやさしいご主人とかわいい子供達と短いけど幸せな人生をおくれたんだな・・って思えました。
悲しいけれど・・やさしい気持ちになれた音楽葬でした。
そしてご夫婦の思い出の曲として流れたのが沢田知可子さんの
小さなハッピーエンドでした。
Yさんに出会えたことわすれません。ありがとう
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その夜家に帰り
さくら父に報告したら
「行ってこれてよかったね!」と・・
さくら母
「うん!私のときも音楽葬にしてね♪」
さくら父
「おかあさんはライブハウスになっちゃうからだめだよ・・」
さくら母
「たしかに・・」
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そんな会話で笑っちゃいました。。
遊びにきてくれてありがとうございます