前回。
テヨンの炎の呼吸、(不知火)で重症を負いながらもまだ降参の意思を示さない白熊に対してテヨンはヤバい物を出すとゆう宣言をしたのだが‥
一体テヨンは何を出す積もりなのだろうか。
テヨン(もう一度言うけど白熊、貴方はまだ謝る気は無いのよね。)
白熊(何をやる積もりかは知らないが、貴様になど謝る気なんてさらさら無い。
貴様だってそろそろ技も出し尽きるはずだ、これさえしのげば私の反撃が始まるんだ。
私の意地とプライドでしのいで見せてやる。)
テヨン(そう、ならもういいわ。)
テヨン(私のスタンド能力で人生最大の悪夢を見せてあげるわ。
闇天女(ダークネス ヘブンリー メイデン)名前長いから略してヘブンちゃん。)
【スタンド名】闇天女(ダークネス ヘブンリー メイデン)
スタンドの能力は捕まえた全ての物を暗闇の異空間へと引きづり込んで闇の箱へと閉じ込める。
これこそがテヨンが闇天女テヨンと呼ばれている理由で有る。
【ヘブン】
テヨンちゃんの無茶振りから急遽カスタム制作しました
ノープランでカスタムした割にはなんだか良い感じに出来たと思ってます。
角を付けたからか色が黒いからか手の数のせいか、なんだか黒アリ🐜ちゃんて感じがする
テヨン(このヘブンちゃんに捕まったら白熊貴方はおしまいよ。
この子に捕まると暗闇の中へと引きづり込まれて二度と出て来れなくなるわよ。)
テヨン(それから見て分かる通りこの子の足は細くて長くてとても足が速いから、貴方がどれだけ頑張って走ったって無理だから逃げ切れるなんて思わない事ね)
テヨン(更にこの手の数。
ちょっとでも掴まれたらたちまちこの6本の腕ではがいじめだからね、一度捕まったら闇に引き込まれるまで二度と離して貰えないからね。
さ〜ヘブンちゃん白熊を闇に送りなさい。)
白熊(クソっ 離せこの化け物が。
わたしはブライスなんだぞ、ブライス様なんだぞ。)
テヨン(無駄よ白熊。
ヘブンちゃんのベースパーツがブライスなのかアイシードールなのか貴方に分かるの。
ま〜分かっても分からなくってもヘブンちゃんにはそんな事なんて関係ないけどね。)
テヨン(元(継ぎ接ぎ)だったウィンターに手を差し伸べたのに何故私が貴方には手を差し伸べ無いか判る?
ウィンターにしろ元(名無し)ヘリにしろあの子達は自分が望んだ訳では無い仕打ちに悲しんでいた事だから、自分が望んだ事じゃない事で苦しんでいただけだから救ってあげたいって思ったのよ。
でも貴方の場合は違うでしょ。
自分で勝手にみんなと一線を引いて壁を作って、生まれの違うアイシードールに対しては罵り軽蔑をして来た。
貴方は自分で望んで勝手に今のはみ出し者に成ったのだもの。
自分で勝手に皆んなと仲良くする事を拒んだんだから同情の余地は無いのよ。
でも‥
貴方がこの先誰かの生まれの違いを馬鹿にしないって、皆んなとちゃんと仲良くするって約束出来るなら許してあげるよ。
当然だけど今回の事を皆んなにちゃんと謝るって事も約束するのならだけどね。)
白熊(価値の有るわたしが価値の低いドールと仲良くなんて出来るかって言っただろう。
貴様等こそわたしの価値を妬んで爪弾きしていたのだろう。
価値の高い物に価値の低い物が淘汰されるのは当然じゃないか、低価値の雑魚は潰し合って共倒れして消えて仕舞えば良かったんだ。)
テヨン(貴方もしつこい子だね。
貴方が言っているのはただの金額でそれは価値では無いのよ。
物の価値って言うのは誰かに愛されて誰かに必要とされる事。
自分を必要としている人がいる限りその価値は無限なのよ。
逆に誰にも必要とされなく成った物なんて過去にどれだけ高い額が付いていたって現状では無価値に等しいのよ。
貴方の振る舞いが皆んなに嫌われて、貴方の振る舞いで自慢の自分の価値を下げまくっているのよ。
貴方がそう思う事は勝手だけど、それを他人にまで押し付けて蔑む態度を取る事はやっては駄目な事なのよ。)
白熊(何故だ、底価値のはずのアイシードール達には新しい可愛い服が次々に与えられて私がこんな服を着ていなきゃならない。
ここの神はわたしの事がまるで分かっていないんだ、わたしにこそ高価な衣装を着せ与えるべきなんだよ。
人に媚びない私が悪いのか。
プライドを捨てて媚びてる奴等、プライドの無い奴等が悪いだろう。
わたしは間違って無いはずだ、自由にカスタムを許しているお前等なんぞと馴れ合いなんて出来ないんだよ。
馬鹿なドールは皆んな消えてしまえばいいんだ。)
テヨン(貴方の頭は貴方の脳は鋼鉄で出来ているのかしらね、本当にカチカチに硬いわね。
いい。
あなたは自分の体をちゃんと見ているの?
あなたが誇りだのプライドだのって言っているからディフォルトのメリハリの無いつるてんボディーのまんまだからでしょ。
どの辺がふくらはぎかも分からない様な小枝みたいな貴方の脚にストッキングもショートパンツも良さを消しちゃうだけで無駄でしか無いのよ。
貴方のそのつるてんにブラだのキャミソールだのだって同じく無意味なのよね。
衣服なんて凹凸有きで出来ている物なのに貴方は兎に角凹凸が無さ過ぎていて今時な服がまるで似合わないのよ。
ボディーラインが分からない様なドレスや着物なら合うのだろうけれど、ここの神は今時衣装しか買わないから貴方に新しい衣装がわたらないのよ。
そもそもが他の皆のボディーに合わせたサイズで購入しているから貴方にはユルユルに成ってしまうからサイズ的にも合わないでしょ。)
白熊(そんな事はそれこそ考えの押し付けではないのか。
わたしは今のままの自分に誇りを持っている、今のままの自分で居る事が大切なんだよ。
なのに意にそぐわないからと言って晒し者の様に高いフロワに1人ポツリと置かれて見せしめにされている私の気持ちが分かるのか。)
テヨン(だからそこは否定はしないわよ。
ここの神だってそこは尊重しているからこそ無理にカスタムしないでそのままにしてくれているのでしょ。
貴方が他を嫌うから部屋だってわざわざ他の子と会わずに済む3階フロワーを丸ごと貴方1人に独占させてくれてるのでしょ。
気遣って広々とスペースを与えて貰っているのに晒し者扱いなんてひねた言葉を言っている貴方が信じられないわね。
充分過ぎるほどに尊重して貰っていながら不服ばかり言っているあなたが悪いのでしょ。
何を諭しても平行線のまま理解しない貴方は一度深い闇でゆっくりと自分を見直して貰うしか無いみたいね。
もういいわ、ヘブンちゃんもう連れて行きなさい。)
白熊(ちきしょー 離せこの野郎。
わたしに気安く触ってるんじゃない。
やめろ 離せ 離せよ。)
テヨンのスタンドヘブンに捕まり闇へと引き込まれて行く白熊はこのまま闇の中へと閉じ込められてしまうのか。
つづく