内容より画像をお楽しみくださいm(_ _)m
前回。
刺されたリサを倒れた中間を病院へといち早く運ぶ為に奮闘したジェニだったがサニーの狂気の前に倒れてしまった。
意思薄れてゆくジェニに聞こえた希望の声
その声の主と共に来ていた中間によってリサ達BLACKPINKの面々は無事に病院へと運ばれて行ったのだった。
ティファニー『血染めの金色猫フィイン。
あなたまでここに来ていたなんて』
フィイン『当然ですよ。
これだけ派手に前期派の少女時代一家が暴れていたら来て当然ですよ。』
ティファニー『そうね。
随分と派手に、そして血まで流れちゃって、同じ少女時代一家の一員として申し訳無く思っているわ。
でもね、傍観者として決して今回の事には手を出さないって決めていたわたしだけど。
でも、ろくに自分で歩けもしない今のサニーをやる気なら流石に傍観する訳にはいかないのよ。
サニーをやる気なら先にわたしが相手になるわ』
フィイン『前期派、後期派、他の皆さんは勝手に動いただけですけど私は違いますよ。
私は姉さんの指示を受けてここに来ました。
ついにテヨン姉さんが動きました。
姉さんからティファニーさんへの伝言です。
(ティファ、手出しするな。自分の尻は自分で拭かせろ)そう言ってました。
伝言を聞いた上で尚邪魔するならわたしは容赦なくティファニーさんとも闘いますよ。』
フィイン『どうなさいますかます。
姉さんの言葉に従い大人しく傍観していてくれるか、それともそれでも言葉を無視して立ちはだかるのか決めて下さい。』
ティファニー『そっか....
とうとうあの子が動いたのね。
テヨンの指示なら仕方ないわ。
あの子の指示ならわたしは黙って従うしかないわね。』
フィイン『分かって貰えて良かったです。
それではサニー先輩、今から自分のやった事のケジメをきっちり取らせますので覚悟してください。』
サニー『ケジメ‥
金色猫、お前なんかがわたしにケジメを取らせるだって。
舐めやがって。
お前もBLACKPINKの奴等同様に切り裂いてやるよ』
フィイン『ロゼさんの分』
フィイン『ジスさんの分』
フィイン『リサさんの分』
フィイン『そしてジェニさんの分』
フィイン『倒れて簡単に終われる程あなたが付けるべきケジメは甘くは無いですよ。
ジェニさんが流した涙の分もリサさんが流した血の分もまだ残っているんだから』
ティファニー『待って。 もういいでしょ。
いくらテヨンの指示でもこれ以上やるなら黙ってられないわ。
まだケジメが足りないなら、その足りない分はわたしが引き受けるからもうやめて』
フィイン『やっぱり共に過ごした長さってやつなんですか?
刺されて倒れたリサさんや必死に仲間の為に闘うジェニさんへのサニー先輩の攻撃は止めなかった癖して、それをやらかしたサニー先輩の為には止めに入るんですね‥
仕方ない。
分かりました。
ティファニーさんと同じ様に同じ少女時代一家の姉さんもこれ以上はきっと望ま無いって思いますしね。
でも、それじゃ〜
ジェニさんの流した涙の分やリサさんが流した血の分は傷が回復したのちにジェニさんリサさん本人にサニー先輩を1発殴らせるって約束だけして貰えるなら、もう帰りますよ。』
ティファニー『あなたが言う様にわたしは自分勝手だって分かっているわ。
分かったわ。
必ずわたしが責任を持って2人にサニーを殴らせるって約束するわ。
自分勝手な理由で止めた事への償いにわたしの事も好きに殴って構わないって約束も付け足しするわ。
だからお願いよ、今日はもう許してあげて』
フィイン『ティファニー先輩約束しましたよ。
それなら今日はこれで失礼します。』
ティファニーが約束を守る事を信じて拳をおさめフィインは帰って行った。
サニーが倒れた事でこの縄張り争いの闘いはついに終わったのだろうか‥
つづく
植木鉢街
名無し『馬鹿が邪魔しやがって』
名無し『こっちの貴重な戦力を潰してくれてんじゃねぇんだよ。』
名無し『ったく‥
サニーには最後はテヨンをブスリと刺させて終わるって描いてた図が有ったってのに台無しだよ。
これで私等が直接手を汚さなきゃならなくなっただろ。
血染めの金色猫はテメェの血に染まって大人しく寝てりゃいいんだよ』
つづく