今日は思い立って、久しぶりに美術館にひとりで行ってきました♪

フェルメール展は結局行けなかったなぁ。

西洋美術館で開催中なのは「ヴィルヘルム・ハンマースホイー静かなる詩情ー」
12月7日までです。

ヴィルヘルム・ハンマースホイ・・・誰?って感じです。
画家のことは詳しくありませんが、画家のつくる絵の世界に浸るのが好きぼー
ポスターの絵がとてもステキだったので行ってみました。




”背を向けた若い女性のいる室内”


ここからは勝手なあたしの感想です。

絵のタッチが独特。
ぼやたようなタッチなんだけど、はっきりしてるっていうか。
モノトーンなんだけど、すごく色が主張してるというか。

絵に吸い込まれる、という感覚はなくて、
絵が、入り込もうとする鑑賞者を拒んでいるという感覚。

完璧に意図的に作られた構図と、人間的な暖かさを一切排除したような、
飾り気のない無機質な室内、こちらに視線を向けない黒い衣装の女性、のせいなのか。

顔料のせいなのか、筆使いのせいなのか。
あたしたち鑑賞者の私情を一切拒むような。

そんな感覚でした。





室内と黒い衣装を着た女性をモチーフに頻繁に描いています。

白っぽい無機質な室内に、黒い衣装の女性。
女性は大体の作品で、後ろ姿で描かれています。

なんだか不思議でしょ。


とうとう、女性さえいなくなって、室内の扉や窓がモチーフになっていきます。

誰もいなくて、家具さえないのに、まるで人がいたような雰囲気を残していて

その空間だけ、時代に取り残されたような、静寂が漂っています。




”白い扉、あるいは開いた扉”

光の入り方がとてもきれいで、独特な空気を持つ作品ばかり。
とてもよかったです。

なんか、異世界にいたような、そんな気分になりました。