きたる12月16日は衆議院選挙。東京は都知事選もある。
この投票まで数日といういま、各種マスコミが伝えるところによると、自民党が圧勝する見通しだという。
自分は、なぜ人々が自民党に投票するのか、よくわからない。

経済問題についていえば、この失われた二十数年を作ったのは、端的にいって、自民党と、その主な出身母体である霞が関の官僚組織である。
国の支出がふくらみにふくらみ、借金国家となった原因は、自民党と官僚たちによる行政の失敗によるところが大きい。
核燃料の最終処分場も決まっていないのに、原発を増設し、どんどん使用済み核燃料を作りつづけてきたのは自民党と官僚たちである。
福島の原発事故について、津波の危険や、より高い防波壁の必要は指摘されていたのに、無視し、これでいいのだと何もしなかったのは、電力会社であり、上納金をもらってそれを黙認した自民党と官僚体制である。
国民に重荷を押しつける消費税増税をすすめたのは、官僚たちで、それに乗ったのが民主党と自民党である。
天下りや渡りが堂々とまかりとおる役人天国を作ったのは自民党と官僚たちである。
いらないものが山ほどあるといわれる天下り先の独立行政法人を、自民党と官僚たちはいっこうに減らさないできた。
国会議員は減らされるべきで、選挙自体が憲法違反だと判断されながら、自民党は議員定数を変えようとしないできた。
復興特別税で予算ができると、さっそく自分たち役人の宿舎の修繕費として使おうとした官僚たち。
なのに、なぜまたそれにもどろうとするのか?
自民党は、反省せず、官僚依存体質をまったく変えようとしていない。
ただ、お札をたくさん刷ればすべて解決する、みたいなことを喧伝している。
前の選挙で大敗した自民党の麻生太郎が、選挙の翌々日に首相官邸の金庫から2億5千万円の官房機密費をわしづかみにしてもちだし、そのまま退陣したのを、みんな覚えていないのだろうか?

自分は、政官のムダを切り捨て、官僚が独占する権益を解放し、規制緩和によって経済復興を進めるべきだと考える。
自分は、なぜ人々が自民党に投票するのか、よくわからない。