かつて、東京アイスクリーム協会という団体があって、東京オリンピックのあった1964年のこの日、記念事業として、あちこちの施設へアイスクリームをプレゼントしたそうで、それから協会はこの日を「アイスクリームの日」と決めた。
東京アイスクリーム協会は、現在は日本アイスクリーム協会となり、やっぱりこの日にアイスクリームに関連するイベントをしている。
街なかでアイスクリームを無料で配ったり、ラジオ番組とタイアップして、アイスクリームのプレゼントを実施したりするなど、この日は、にぎやかな場所へ行くと、案外、無料でアイスクリームがもらえたりするのかも。
自分が子どものころは、アイスクリームは夏のもので、冬には近所の駄菓子屋へ行ってもアイスなど売っていなかった。ある冬の日に、従姉がどこかからアイスクリームの大きな円筒形の箱入りのやつを手に入れてきて、せっせと食べているのを見て、驚いた。ぶるぶるっと寒けがした。
「あんた、よく、そんなの食べられるねえ。寒くないの?」
「ぜんぜん。おいしいよ」
冬にアイスを食べる人間を見たのは、それがはじめてだった。現代の子どもたちには想像しづらいかもしれないけれど。
その昔、イタリアの或る王女が、暑い晩にアイスクリームをぱくぱくと食べながら言ったそうだ。
「これが罪じゃないなんて、とっても残念だわ」(サルバドール・ダリ著、足立康、滝口修造約『わが秘められたる生涯』新潮社)
アイスクリームは、季節感や罪悪感があると、もっとおいしく感じられる。
(2016年5月9日)
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