なんか口が寂しいから・・と

 

せんべいなんかを買うと・・・バリッボリッと音がするんで・・

 

前後左右の人達に・・やかましいびっくりマークと言われそうで・・やめとこ

 

そげな気遣いの出来る方達が多いようで・・

 

定番の人気商品に登りつめたのが・・・ポップコーンでありますが

 

外来語として定着している・・ポップコーン

 

浸透する前にはポン菓子またはポンポン菓子なんて・・

 

ま、今でも立派に通用してるはずなんですが・・ちと怪しい

 

じゃあ、何故ポン菓子と呼ばれていたのか・・

 

フライパンにトウモロコシをぶち込んで・・蓋をして火にかける

 

しばらくすると・・中で・・ポンッ、ポンッと音がする

 

中では干してカチンコチンのトウモロコシの粒が・・まるで・・

 

そう、ターミネーターのT1000がショットガンで撃たれたときのような・・

 

姿に変貌して・・・そらもぉ、旨そうな・・

 

で、その時にはじける音のポンッが由来である・・・と思うには無理がある

 

なんでかっつーと、フライパンでのポップコーン作りが流行る前から・・

 

そしてメーカーが売り出す前からすでにポン菓子と言ってた・・らしい

 

そこで登場するのが・・・あの圧力鍋の元祖と謳われた・・アレ

 

アレってなんだはてなマーク・・と言われても知りまへんがな・・名前なんか

 

仰々しい姿の鉄の塊・・とても鍋や釜に見えない代物

 

いつ頃から始まったのかは知りませんが・・

 

貧乏長屋の部屋に持ち込んだら簡単に床が抜け落ちそうなほど重い・・ソレを

 

えーっと、

 

アレからソレに変わりましたがソレはアレですので切り替えて下されまへ

 

ソレをリヤカーかなんかに乗せて・・町や村を回って広い場所に陣取って・・

 

ポン菓子作りのお手伝い・・つまりは僅かなお駄賃狙いの・・

 

ステキなおじさんがいたそうなんですな・・原料は現地調達ってことで・・

 

各家庭で用意したものをポン菓子に作り替えたるぞ・・と

 

が、トウモロコシの干したやつなんか・・そうそう手に入るもんじゃ無い頃・・

 

米だけはどこにもあったので・・米を持参することが多かった・・・と

 

フライパンの上じゃあ・・生米は焼き米になるしかないのですが・・

 

ソレを使えば・・・ただの米がふんわりとしたポン菓子に出来る

 

なぁーぜか、それはソレが圧力調整弁のついてない圧力上がりっぱなしの・・

 

どえりゃぁ代物だから・・・です

 

火力のえげつないバーナーでソレをクルクルとハンドルを回ししながら炙りまんねん

 

もぉ、中の圧力ったらそらもぉ・・・

 

中に入ってみたわけじゃないのでよくはわかりませんが・・

 

で、頃合いを見計らって・・取っ手みたいなもんをトンカチでポカッ・・と

 

その時300メートル離れた家で寝たきりのじいさまが慌てて飛び起きた・・

 

という逸話がある・・・のかどうかはさて置いて・・ドッカァァァァンびっくりマーク

 

そんぐらい・・バカデッカイ破裂音が・・

 

遠くで聞くと花火が上がったみたいに・・ポォーンッと

 

それを聞いた人がまた米を持って駆けつけるということで・・宣伝効果抜群びっくりマーク
 

ポンッとなったから米を菓子にするべ・・と

 

そこからポン菓子になった・・・・と

 

聞いたことがあるような無いような・・・

 

と、 わたしは確信するのであった。←マル