先日、自分のリトミックのレッスンでした

月1回、国際ライセンスを持つ先生のレッスンを受けてます。
レッスンを受けているのは、同じように、現在リトミック講師をしている方たちばかり。
みなさん、わたしより10も20も年代が上の方で、とても勉強熱心な仲間です。
仕事なら、なんでもそうだと思いますが、仕事をし続けている限り、勉強はずぅっと終わらないですよね。
自分たちの技術を向上させるため、確認するため、意見交換をするため、時代の流れに対応するため。
いろんな意味で、いろんな企業や現場で社内研修、園内研修などが設けられるのと同じように、講師たちもレッスンを受けたり、研修を受けたりする人もいます。
受ける側の立場になることで、気づくこともたくさんあります!
そして、もうひとつ。
現在、リトミックとは関係なく、勤めている幼児教室の講師研修。
本日、一日がかりで研修を受けてきました!
子供役になり、良い例のレッスンと悪い例のレッスンを両方受け、なにがどのように悪いか、自分が受ける立場になったとき、悪いレッスンはどう感じたか…など、ディスカッションをしながら、たくさんのことを学びました。
日本の教育って、主体が講師にあり、指示的な教え方がまだまだ主流ですよね。
それでは、指示待ちの子供になる上、次の指示が出るまで、退屈になったり飽きてしまう。
また、求められた答えを探すため、意見を言うことも消極的になってしまう。
しかし、諸外国のように、子供が主体となり、子供たち自身からたくさんの意見や考えを引き出す教育は子供たちにとっても、魅力的で、自分自身も認めてもらうことができ、発言も積極的になります。
しかし、リトミックでは1歳児に意見を聞き出す…とか、それは年齢的に無理な部分も出てきます

だから、インプットの時期って必要だし、あると思うのです。
インプットできる時期に、たくさんの音、音楽、動きなどを見せたり、聞かせたり、一緒に動いたり。
そして、アウトプットできる年齢になったら、少しずつ子供たちと共にレッスンを作り上げていく部分も出てきます。
STEP1 はインプットの時期だと思います。
まだ言葉が出ない分、ママが子供の代わりになって、たくさん歌ったり、声を出してあげて下さい。
STEP2はそろそろアウトプットできる時期です。
言葉も出てきた分、ママがたくさん問いかけてあげて下さい。
ちなみに、2~3歳児は幼いながら自我を持ち始める時期でもあり、認められることに喜びを感じます。
ただし、認めることと甘えは違います。
なんでもいいなりにならず、ダメな時はダメと、しっかりとした線引きも必要です。
1歳児の時のように、ごまかすことなく、対等に向き合うことも大切な時期になってきます。
話が脱線しましたが…
音楽と幼児教育と、偶然、研修がたて続きにあり、色々と学ぶことの多い近頃でした。
この経験を糧に、また子供たちのレッスンに反映させていくことができれば良いなぁ
と思います。
