森永卓郎さんが書かれた『書いてはいけないー日本経済墜落の真相』を読みました。

 

図書館で予約してから幾星霜…真顔


何百番目かで、やっと待ちに待った順番が回って来ました。


ワクワクして読み進めましたが…


あれ?驚きあせる


これだけ?


知りたかったことが、何一つ書かれていなくて、正直とてもガッカリしましたちょっと不満


森永さんは、「ジャニーズ問題」をただ単に「異常者ジャニー氏よる未成年者たちへの前代未聞の性加害事件」としてだけ捉えていて…


その先の核心には一切触れていなかった…( ; ゚Д゚)ナゼ?


私が知りたかったことは…


なぜ、たった一人の異常者の犯罪を誰も止めることが出来なかったのか?


被害者が警察に駆け込んでも一切取り合ってもらえず…


被害者とその親御さんは、泣き寝入りをするしかなかったのはなぜなのか?


…ということ。


どう考えても不思議ですよね?


森永さんは、それを「ジャニーズは業界では皇室と同じで、巨大な権威を持つ。


それは、ものすごい数の信者のようなファンがいるから


ジャニーズのタレントが宣伝する商品は必ず購入するし、出演する映画ドラマは必ず観るし…


スポンサーや映画会社テレビ局からするとそれは非常に有難いことなので、自然とジャニー氏の権威が巨大になっていった。


そして、社会的にもその影響力は大きかったので、ジャニー氏の性被害も黙殺され特別扱いされて警察も犯罪として扱う事が出来なかった。」


…と、ジャニー氏の権力は、ものすごい数のファンの強い後ろ楯があったから維持されていたのだ…というような事が書いてありました。


でも、それだけの理由なら、なぜ、警察や政治家までジャニーズを特別扱いし、どんな犯罪でも揉み消してもらえたのか…説明がつかないと思うんです。(ジャニー氏CIA説もありますが…)


私は、ジャニー氏の性加害問題は、もっともっと大きな社会問題の入り口に過ぎないのではないかと思っていて…


折しも今、フジテレビが会社主導で社員に「性接待」をさせていたのでは?という事で大変な騒ぎになっていますが…


ジャニーズ問題も結局同じような問題なのかも…と思いました真顔


昔から言われていることですが…


つまり、ジャニーズも「性接待」という日本の悪しき風習を支える中心的な存在だったのでは?と思うのです。


「性接待派遣会社」みたいな?


以前もブログで書きましたが、うちの父も製薬会社のプロパーさん(薬を売り込む営業みたいな人)から食事の接待を受けて、その後帰ろうとしたら、呼び止められて女の子を渡され、「吊るしても縛っても殺さない限り何をしても構わないから」と言われたそうです。


見るととても綺麗で清楚な感じの普通のお嬢さんが立っていたそうで…


父は超絶驚いて怖くなりガーン

すぐに逃げて帰って来たそうです。


「見た目フツーの女の子がとんでもないことをやらされているんだねあせる」と、目を丸くして驚いていました。


更に父親が一番驚いたのは、そういう鬼畜のようなことを当たり前のようにサラッ涼しい顔で普通に言うプロパーさんだったとか…

「あんな普通の真面目そうな人があんな怖いこと言うなんてビックリだよね…」と言ってました。


それだけ、私たちの普段の生活では考えられないような非常識な事が違和感なく日常的にまかり通っていたのでしょうね。


おそらく、企業の偉い人たち、政治家や官僚や警察関係者…等々。


我欲の塊のような大人たちが、あらゆる物事を有利に進めるために、この「性接待」という慣習を当たり前のように利用し、取引きに欠かせない存在となっていたのでは?


それを請け負っていたのが、「芸能界」で。


中でもジャニーズは最大級に貢献していたのではないでしょうか?(小児性愛者とか)


警察の偉い人たちや政治家もお客としてお世話になっているので、特別な計らいでジャニーズでのことは治外法権のような扱いになっていたのかも…


どんな犯罪も揉み消される!?


昔、飯島愛さんが「性接待」の犠牲になってひどい目に遭っているタレントの女の子たちを救いたいと戦っていた…と、言われていますが…


そもそも頼みの警察が加害者側だったので、うまく行かず、飯島愛さんはあんな目に遭うことになってしまったとか…!?


今回の森永さんの本で、そこら辺の事が詳しく分かるのかな…と、期待していたのですが…


ただ変態異常者のジャニー氏の性犯罪事件としてだけで終わっていてとてもガッカリしました💧


最近、元フジテレビアナウンサーだった長野智子さんが、フジの大株主のスダルトン・インベストメンツが「第三者員会を設置すべき」という声明を出したことについてコメントされていましたが… 


英語が堪能な長野さんが、その声明についてこんな解説をしていました↓

「英語の声明を読んだんですけれども、非常に強い言葉を使っているんですよ。アウトレイジ(outrage)ですが、『憤慨』という訳を使っているところもありましたが、『ブチ切れている』に近いニュアンスです。かなりの怒りを表現した英語です」


「アウトレイジ」と言えば…真顔

私は、ビートたけしの映画しか思い浮かびませんでしたが、最大級の怒り「ブチギレ」という意味だったんですね驚きあせる

こうした、外国からの強い圧力(ブチギレ)によって、やっとこの日本の悪しき風習が一掃されるのでしょうか?


成り行きを見守りたいです真顔