スパンク(ダンナ)とテレビを観ていたら新美南吉さんの「ごんぎつね」の話が話題になっていました。
でも、スパンク(ダンナ)が「ごんぎつねってなに?」と言うのでビックリ!
「えっ、なに? ごんぎつね知らないの?」
「知らない。」
聞けば、子どもの頃、父親が転勤ばかりだったので、学校で当然学ばなければならないことが色々と抜け落ちているのだそうで…
「…にしても普通知ってるよね?」と、私が言うと、少しムッとして、
「どんな話なのさ!じゃ、話してみなよ!」
というので教えて上げました。
(省略)…兵十は、毎日毎日、自分の家の前に色々な美味しそうな木の実が置いてあるのを不思議に思っていたんだけど、
「これは多分、病気のおっかさんを亡くしてがっかりしているオラに神様が元気出せと置いて下さってるんだろうな…」と、有り難くもらっていたのよ。
そんなある日…
兵十は、自分の家の前にあの憎たらしいごんぎつねがいるのを発見するわけ。
「やっ、あいつは、おっかさんに食べさせたいと思って、せっかく取ったウナギを逃がした、いたずらキツネだな。よし!」
と、ごんを銃で撃ち殺しちゃうのよ。
すると…
死んだ、ごんの両手から、美味しそうな木の実がポロポロって転がり落ちるわけ。
兵十は、「ハッΣ(゚Д゚;)」として
「あー、毎日毎日木の実を持って来てくれていたのはお前だったのか~(;´Д⊂)」と、おいおい泣いたんだって。
…と、淡々と私が内容を話していると、何やら隣で鼻をすする音が…
え、え、え"~~!!(゜ロ゜ノ)ノ
見ると、なんと!スパンクが声を上げて号泣していました。
もー、ビックリするやら可笑しいやら…
齢60にもなろうかというオッサンが、ごんぎつねの話で、おいおい泣いている姿が本当に面白くて、こっちはゲラゲラ笑い泣き…





可笑しい~

やめてくれ~






後日、スパンクが気を抜いている時に、サッと両手を差し出しながら、
「ごんの両手からポロポロっと…」と、喋り出すと「やめろー!」と言っては、また泣く~





何回でも泣く( ;∀;)
オモロすぎ~
死ぬほど笑いました



去年一年間の中で一番笑った!
こんなオッサンを泣かすとは…
新美南吉スゲーっ!





あらためて名作の凄さを思い知ったひとときでした
🦊コンッ
