最近お気に入りのドラマ…
テレ東 ドラマ25
『すべて忘れてしまうから 』
金曜 深夜
24:52～
大ヒットドラマVIVANT出演で大注目の阿部寛さんですが…
その阿部さんの最新作ドラマはなんだろうかと、ワクワクして観てみたら…
なんとこれがテレ東深夜の30分ドラマ…
地味…
でも、なぜか毎週ついつい観てしまう…
恋人に失踪された、くたびれた中年小説家の侘しい日常を阿部さんが演じているのですが…
ドラマのセリフが心に沁みるというか…
とてもいいんですよね。
↓ドラマの第8話ぜんぶ観られます。テレ東スゲー
但し12/9まで。
今回は、この場面が良かった
阿部さん演じる小説家が編集者から預かっていた猫が行方不明になり(猫まで行方不明)、友人の喫茶店のマスター(宮藤官九郎さん)を家に呼び出して一緒に探してもらったあと、お礼に食事をご馳走しているシーン。
最近、突然現れた息子に金がかかるんだよね…と、ぼやくマスターに対して、
「そっか父親なんだもんね。」
と、阿部寛演じる"先生"が、納得していると…
「うん。まあ、ほんとは違うんだけどね。」と、衝撃発言
「えっ…」
「だけど、あいつの母親がそういう嘘をついたんなら、もう俺が父親になっちゃおうかなって思って。」
「そんな嘘をついて大丈夫なの？」
「なんで？ダメなの？」
「だけど、誰かが代わりになれるって言うならそれでいいじゃん。
その嘘にはさー、値打ちがあるよ。
責任って言うならさー、俺はもうその嘘にずーっと付き合うからさー」
「先生もさー、もう少し誰かの嘘に付き合って上げたら？
誰かが自分のために嘘をついてくれたら、それはそれで嬉しいじゃない。」
「……。」
私もこの時、阿部寛と全く同じ顔をしてました
びっくり…
あ然…
マスター、波動高過ぎ…
ほんと、お二人とも演技上手ですよね～
なんてことない話なんですけど、何だかついつい観てしまうのです。
来週も面白そう…
