テレビを観ていたら、ベルリンの壁の地図が出てきてビックリしました。
「えっ!ベルリンの壁って、東ドイツと西ドイツの国境線の事を言うんじゃないの?」
ベルリンの壁とは、旧東ドイツにある首都ベルリンの町を東と西に分断して、西側のベルリンの町をグルっと囲ったものをベルリンの壁というのだそうです。
↓こんな感じ(赤い太線がベルリンの壁)
つまり、東ドイツの中に小さな島のような西ドイツがあって、それを取り囲んでいた壁をベルリンの壁というらしいのです。
知らなかった
私がベルリンの壁だと思っていた東ドイツと西ドイツの国境線は「ドイツ国内国境線」というのだそうです。
そもそも、「ベルリン」という名前を考えれば分かることでしたよね
ベルリンを囲っている壁だから「ベルリンの壁」なんだ~
冷戦当時、東ドイツにある西ベルリンを経由して東ドイツの人口が大量に西側に流出してしまったために(往来が簡単に出来た)、危機感を感じた東ドイツがいきなり西ベルリンとの境界線に壁を築いて往来出来なくしたものがベルリンの壁なのだそうで…。
でも…
そもそもなんで、こんな飛び地のように東ドイツの中に西ドイツがあるの?という話になりますよね?
第二次世界大戦後の話になりますが…
ドイツは、英・米・仏・ソ連に分割占領されていて…
そして、ドイツの首都であるベルリンもこの4ヶ国によって分割管理されることとなったのだそうです。
西側にしてみたら、ドイツが分断された状態なんてどうせすぐに終わるだろうと高を括り…
ベルリンもすぐに元に戻るからその時のために少しでもちゃんと確保しておかねば…と思っていたようでした。
まさか、それから東ドイツの崩壊まで28年間も分断され続けるとは思ってもみなかった !?
ベルリンの壁の場所なんて次男も知らないだろうと、得意満面で教えてあげると…
「えっ、知らなかったの?」
と、逆に驚かれました( ;∀;)
(荻萩問題は知らなかったくせに~(>_<")ノキーッ)
恥ずかしながら、この歳になっても知らなかった常識って結構ありますね(^o^;)
↓若き日を過ごしたドイツ、ドレスデンをお散歩中の大統領…