



戦車14台を供与しても、戦況はウクライナに有利にはならないというのですオー
元ドイツ連邦軍中佐ユルゲン・ローゼ氏によると戦車だけを提供したところで、どうしようもない様々な事情があるそうで…
●戦車兵の訓練や戦車の準備に時間がかかる
●戦車を動かすためには、それに付随する「装甲部隊」や「機械化歩兵」などの複合的な連携が重要で、非常にハイレベルな連携を必要とする
●あらゆる角度からの実戦が必要
●とても複雑な修理を必要とするため戦場での修理は無理
●砲塔部分の装甲がかなり薄い戦車なのでロシアの格好の標的となる
●戦車の燃費が非常に悪い (これが結構ネック)
●そもそも輸送が大変
なので…戦術的価値があるのか甚だ疑問だと語っています。
なるほど…
「戦車14台供与」と言っても現実問題、専門家から見るとそれほど効力があるものではないんですね
そして、ローゼ氏によると西側諸国のウクライナへの「武器供与」は、「ウクライナ支援」というよりも他に目的があるそうで…
それは…
●NATO加盟国が戦争の研究をするため
●自分たちは直接参加しないで新たな技術を色々試す事ができる(現に西側諸国はウクライナでの戦闘を参考にして自国の武器の見直しを図っているそうです。)
…等々。
ここで、今回ローゼ氏が注目したのは、「独ショルツ首相が戦車供与を最後まで渋っていた」という事実。
これによりショルツ首相が外部との強い圧力と戦っていたということがうかがわれるそうで…
なので、今回の武器供与の決定は、
「外部の者、つまり侵略の首謀者米国によって推し進められたもの」であると指摘。
その米国の目的と動機について注目するように呼び掛けたそうです。
ウクライナにいくら武器を供与してもムダなのだ、ということがよく分かりました。
それにしても…
アメリカも自国の武器が尽きてきたのかドイツに武器供与を強要するとは…
何にせよ、ウクライナもアメリカも相当じり貧なのは確かなようですね…