「もう!日本は、本当に恥ずかしい国!」
何年か前の話です。
近所のママ友たちとランチをしている時、一人のママ友が突然怒りながら話し始めました。
「世界の国に恥知らずな事をしておいて謝りもしないし、反省もしない。
竹島や尖閣諸島なんてあげちゃえばいいのよ。
そしたら少しは罪滅ぼしになるでしょ。」
彼女は、日頃からバイタリティーの塊のような人で、ママたちが嫌がる学校の役職も積極的に引き受け、学校でも地域でも大きな発言力を持ち、おまけにとても人情家で色んな人のお世話をして顔も広いし人望もあります。
家は建築関係の会社を経営し、公共事業を請け負い、とても豊かに暮らしています。
そして、有名な社会党の女性政治家ともとても仲良しで、「○○○ちゃんがね」と、いつも親しげに話をしていました。
続けて彼女はこんなことも話していました。
「これからは、日本もなくなるのよ。
日本だけではなくて他の国も。
国というものが全てなくなって世界は1つになるの。
1つになれば戦争もなくなるし、素晴らしい平和な世界がやってくるのよ!」
こんな話は初めて聞いたので、呆気に取られて黙って聞いていました。
他のママたちも彼女の勢いに圧倒されたのか誰も何も言わず、同じような感じでした。
でも、私は若い時「統一協会(教会と区別するためにキリスト教界では"協会"と表記)」と戦ってきたキリスト教会にいたので"統一"とか"ユニ"などの「1つになる」という言葉にとても警戒感があり、「素晴らしい」といくら言われても何となくモヤモヤした思いで聞いていました。
↓当時のことを書いた過去ブログ
そして、「将来日本がなくなる」という言葉にとても怖い気持ちになったのを覚えています。
そして、彼女の予言が当たるように、世界はアメリカ一強の時代になり、英語とドルで回る世界となり、グローバリズム勢力が台頭し、ネオコンが思うがままに利権をむさぼり、戦争が終わらず、世界は暗黒へと突入して行きました
日本という国も人口減少に歯止めがかからず、実際問題なくなろうとしています。
彼女の予言は当たりましたが、決して「素晴らしい世界」ではありませんでした
誰もが、そんなグローバリズム勢力になす術もなく、打ちひしがれていた時に、敢然とその勢力に一人立ち向かったのがロシアの大統領、プーチンさんでした。
プーチンさんとしては、ただただロシアを食い物にしようと襲いかかる勢力から、自国を守るためだけにしたことでしょうが、結果としてその勢力に苦しめられていた他の国々をも救うこととなりました。



そして、プーチン大統領は、東方経済フォーラムで、世界を統一して支配しようとするグローバリズム勢力の時代は終わり、様々な個性、多様性を持つ民族国家が、それぞれに自立し、主権を持つ、新しい世界秩序が到来すると高らかに宣言されました
まるで、暗黒時代の終わりを告げる大天使ガブリエルのラッパのように世界中に轟き渡る希望の音色!
μίαさんのブログで教えて頂きましたリブログさせて頂きます
でも…
日本は未だに、廃れ行くグローバリズム勢力に支配され、その泥舟に乗ったまま…
果たしてこの多極世界の波に乗って行けるのでしょうか…
でも…!
μίαさんがおっしゃるようにプーチン大統領のこのお言葉は、グローバリズム勢力に乗っ取られて、支配され、弱り果てる「主権なき国家日本」への「優しい手招き」とも受け取れます…
差しのべられた手を握り返す日がいつか来ることを信じて…いや、もうすでに誰かが握ってくれていると信じて、明るい未来を描いていきたいと思います