『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)の著者、精神科医の和田秀樹先生は、脳の老化予防のために「ルーティンを避ける」ということが大切だと書いています。
そのために先生がしていることは、「人の言わない意見を言う」ことを心掛けているのだそうです。
人の言っていないことを言うための情報を探したり、それを表明するためのロジック(論理)を考えたりすることは前頭葉のとてもいいトレーニングになるのだそうです。
下記の記事より↓
「プーチン=極悪非道、ゼレンスキー=正義の味方」そんな安直な思考が見落とす重要事実
なので…

最近、皆が一斉に言っている同じ意見と言えば…
ロシア=悪、ウクライナ=かわいそうな犠牲者
プーチン=極悪非道、ゼレンスキー=正義の味方
の、図式。
つまり、今ならこの意見と少し異なる見方、考え方を探ることが脳のトレーニングに繋がるということになるらしい…

脳トレになると思って、少し皆と違う見方を考えるのもいいかもしれない

違う見方とはいえ、単純にプーチン=善、ゼレンスキー=悪…という図式に走ることのない、人と全く違うものの見方とは…!?

先生が、注目した見方は…
「今回のウクライナ報道は、かなりひどいアジア人差別がベースになっている可能性がある」というイスラム学者の中田考先生の指摘です。
確かに、それは誰も言っていないことかも…



脳トレになる!

今回、『ウクライナ紛争』が世界中で異常に騒がれている原因は、「戦場がヨーロッパ」だから、ということらしいのです。
例えば、ロシアの『チェチェン紛争』の時は、今の『ウクライナ紛争』の比ではないほどの犠牲者を出したにも関わらず、メディアも誰も騒がなかった…
また、侵攻どころかパレスチナはイスラエルにより実効支配され、多くのパレスチナ人が犠牲になっているにも関わらず、イスラエルは全く制裁されないし、非難もされない。
カンボジア、ベトナム、イラクの各戦争でも、それこそウクライナどころではない大変な被害があったにも関わらず、ウクライナ程世界中で騒がれはしなかった。
そういえば…

テレビで外国人記者が「ここは、パレスチナでもないシリアでもないヨーロッパなんですよ!」
と言っているのを私も確かに聞いた事があります。
つまり、西側の発想では、チェチェンやパレスチナのようなアジア、中東では紛争があって一般市民が殺されても構わないけれど、ウクライナのようなヨーロッパでは大事件で、絶対にダメなこと、として捉えてる…
そして、『ウクライナ紛争』を報道する西欧諸国のその考えの根底には「アジア人差別」という深い闇が存在していると中田先生は指摘しています。
報道の根底にある「アジア人差別」に全く気づかす、チェチェンでは何も騒がなかった日本人が西側メディアの報道に踊らされて『ウクライナ紛争』で大騒ぎをしたり、義援金を送ったりしているのが情けなくて悲しくなってきました

…と、
こうやって色々考えるのが脳のトレーニングになるということなのかな?



なるほど。