リグヒトさんのブログの影響で『鎌倉殿の13人』を毎週楽しみに観ています。
↓すみません。リンクを貼らせて頂きました
私にとって源頼朝と言えば…『草燃える』のモテモテ色男石坂浩二御大。
北条政子は…迫力満点の存在感、岩下志麻姉御。


でも、肩の力を抜いた今回の大河も面白そう
脚本の三谷幸喜さんに言わせるとこのドラマは、「マスオさん亡きあと、カツオとサザエが協力して波平を追い出すドラマ」だそうで…
何だか楽しみです
同じく三谷さん脚本の『真田丸』も、面白かったから期待大
昨夜、NHKバラエティー『日本人のおなまえ』で、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』とのSPコラボ番組を観ました
「源氏」と「平氏」のお名前の「そもそも」がやっていて面白かったです。
「源」と「平」は、それぞれ「天皇」から与えられた名前で、「天皇の子ども」であることを表しています。
これが付いていることによって「私は皇族の末裔なんだぞ!」というものすごい威力を人々に発揮することができるんだそうです。
「源」が付いているだけで人々が「ははーっ!」と、ひれ伏すほどのネームバリューを持つ!
だから、大河で、北条氏が源頼朝にペコペコしていたのか!
ところで…
この時代、「姓」と「名字」は違うものだったそうで…
「姓」というのは、天皇から与えられた公的なもの。
「名字」は、自分で勝手に名乗っているもの。
そして、見分け方としては…
「菅原道真(すがらわのみちざね)」とか「平清盛(たいらのきよもり)」のように読み方に「の」が入るものが公的な名前で「姓」だったらしい…。
一方、「徳川家康」とか「足利尊氏」のように「の」が入らないのは「名字」で、実は公的なものではなかったのだそうです。
「北条義時」も、本来は「平義時」だったのですが、「平」という「姓」を名乗らず、「北条」という領地の地名を「名字」にして名乗っていたそうなのですが…
なぜそんなことをしていたのでしょうか?
血筋が全てのこの時代、天皇から頂いた名前を名乗っていた方が良さそうなものなのに…
しかし、この時代、血筋よりも更に大切だったものが「領地」で、武士は土地への愛着がとても強かったらしい(鎌倉幕府滅亡の原因もここに…)。
…と同時に「どこそこの誰々」ということを周りに認知してもらうことがとても大切だったので、「姓」よりも、地名やその一族の特徴を表した「名字」を名乗ったのだそうです。
確かに、「姓」よりも「名字」の方がその人のアイデンティティーが一目でわかるようになってる!
他にも、頼朝の快進撃がよくわかる地名とかエピソードが紹介されていてとても面白かったです
大河が益々面白くなりそうです