そっとヒトに取り憑いて、その人を操り思考や行動を支配するモノとは…
それは、
『腸内細菌』
らしいです
NHK『ヒューマニエンス40億年のたくらみ』~腸内細菌見えない 支配者たち~
を、観ました。
私たちの体内に、およそ100兆個あると言われる『腸内細菌』。
私たちの体内にいつの間にか入り込み、私たちの食の好みを決めたり、行動を操り、思考さえ支配しコントロールしてしまうらしいです

まさか、自分が『腸内細菌』に操られていたとは思いもよりませんでした

一目惚れ
とかも、ただ単に同じ『腸内細菌』を持っていたから…という理由らしい



多分、何となく気に入らないとか、なんかあの人好きとかも同じ『腸内細菌』を持っているかどうかということなのかも…!?
もしかしたら、親子関係の良し悪しも『腸内細菌』が同じかどうかが鍵になるとか?(出産時に産道で母親の『腸内細菌』を飲み母親の『腸内細菌』を受け継ぐので、帝王切開だと母親と同じ『腸内細菌』にならない。)
家族でお父さんが疎外されるのは1人だけ『腸内細菌』が違うから?
そんな色々な妄想がつきないほど、『腸内細菌』は脳ミソもないのに考えたり作戦を立てたり…ヒトよりずっと賢いらしいです。
免疫細胞や上皮細胞を手なづけ
、手下のようにこき使い、自分たちの環境を守るために最強に教育していくしたたかさも…


免疫細胞は結構おバカ
で、『腸内細菌』が監督しないと暴走したり、働かなかったりする


…ということは、
免疫異常の人(リウマチとか)は、免疫細胞をコントロールする『腸内細菌』が、元気に働いていないから、免疫細胞が暴走してしまうのかもしれない…と、思ったりもしました。
そう言えば、リウマチの母親はお腹の状態がとても悪い

出演者の内藤裕二先生は、
「腸内細菌は免疫を操ることによって、様々な病気をコントロールしている。
今まで細かくなりすぎていた医療を腸内細菌をスタートに1つにして全身を診ていくと色んなものが見つかるのではないのかな?
腸内細菌カルテみたいなものを作って診断するとか…」
と、おっしゃっていました。
確かに、全ての病気は、まずその人の腸内細菌がどういう状態であるか診断してからだと話が早いかも!
じゃ、逆に病気の多くは、腸内細菌を整えることによって治るものも多いのかもしれない

こんな『腸内細菌』、いないと私たちは大変なことになるらしいです。
『腸内細菌』を取り除くと行動が異常になり、頭がおかしくなるのだそう。
何でだろう?
不思議

私たちは『腸内細菌』がいないと生きられない。
『腸内細菌』にしてもそうです。
『腸内細菌』は、空気に触れるとすぐに死んでしまう細菌なので、空気がなく、黙っていてもご飯がやってくる人間の腸内は天国らしいのです。
正に持ちつ持たれつの関係。
(でも、太古の昔、ヒトと『腸内細菌』が出会う前はお互いどうやって生きていたのか疑問ですが…
)

細菌って、面白い!

来週も楽しみです
