愛犬パピコが亡くなってから早1年半以上が経とうとしています。


在りし日のパピちゃん↑

もうパピちゃん以上の犬はいないと思い、とても次のワンちゃんという気になれませんでしたがえーん
「ママ!家族のいないワンちゃんを迎えて幸せにしてあげて!」
と、パピちゃんに言われたような気がして、最近は保護犬譲渡会に出掛けたり、保護犬のサイトをあちこち探すようになりました。


譲渡会は3回ほど行きました。
 
今、保護犬はとても大人気でどこでも長蛇の列です。

前に並んでいる、犬を飼った事がないという奥さんと待っている間お喋りしましたが、
「保護犬だとタダで手に入るからいいと思って。」と言うのを聞いてちょっと嫌な気持ちになりましたショボーン

ボランティアさんたちの真心が踏みにじられたような気がして…

はじめは誰でも色んな出発点があって、犬を飼いながら学んでいくのだから…とも思いましたが…(-_-;)


「保護犬だってタダではないですよ。
それに皆それぞれ大変な道のりを来た子たちだから色んなリスクは承知の上で飼わないと…
私はペットショップよりお金がかかると思って来てますよ。」
と、やんわり釘を差しました。(偉そうに言いましたが、お前に何がわかるんだ…という感じなのですが…あせる)


待っている間、ボランティアさんともお話をさせて頂きました。

「預かりボランティアって大変ですか…?キョロキョロあせる」と、訊くと、
「そうですね、どんな子が来るか選べないから、色んな子に対応するのは大変ですね。

噛みつく子や、怯えて近寄ってくれない子とかもいますし。

でも、どんな辛い目に逢って来たかと思うと本当に可哀想で…ショボーン

早く本当に優しい家族と出会えて自分のおうちが出来るといいなって思ってるんですよ。」

話を聞いているうちにボランティアさんの優しさに感動して泣きそうになってしまいました。

見ると、どのボランティアさんも本当に優しくていい方ばかりで…笑い泣き

犬を見つめる眼差しが本当に優しい…目 
犬お母さん

私には、とっても出来ないことをされていてただただ尊敬しかないです。

やがて、順番が来て中に入らせてもらいました。


10匹ほどいましたが、お目当てのパピヨンちゃんはいませんでした。

でも、どの子もかわいいラブ

ボランティアさんの愛情を一身に受けているのがよくわかります。

しばらく見て回りましたが…

とても、決められませんショボーン汗

今まで、飼った犬たちは縁があってうちに来た子ばかりだったので、「選ぶ」ということをするのは初めてでした。

怒られそうですが、どの子もかわいいのでどの子でも構わない気がしてしまいます。

皆さんはどうやって決めているんでしょうか?あせる

モタモタしているうちに時間切れで退場となりました。

結局選べませんでしたえーん

でも、話を聞くとどの子も問い合わせ殺到で恐らく無理だろうとのことでした。

(えー!マジかガーン)

どの子でも構わないなんてゴーマンでした汗

あとは、何件か保護犬ボランティアさんのサイトにメールで申し込みましたが、全部断られてしまいましたえーん

一件だけ、わざわざお電話を下さった方にお聞きしたら、高齢の両親がいるのがネックのようでした。

「今は大丈夫でも、これから認知症になるかもしれないし、どうなるか先のことはわからない。

ドアでもうっかり開けっ放しにされてワンちゃんが逃げ出したらもう即死に繋がりますからね。」

と言われました。
なるほど…もっともな話ですショボーン

じゃ、両親が亡くなってから飼うか…となると今度は私が高齢者になっていて飼えませんえーん

他にも家の形態などクリアが難しい条件があり、とても無理そうでした。

「大切な我が子を託すのに、わざわざ爆弾を抱えてるような家には任せないよ。」
と、子どもにも言われました。

ため息しか出ませんチーンDASH!


「だからさー、チョロチョロっとペットショップでも行って買ってくりゃーいーじゃん!ニヤリ
と息子が言うので

「なに言ってるの!
そーいう人がいるから不幸なワンちゃんが後を絶たないんでしょ!

肉を買う人がいる限り、牛や豚や鶏の苦しみがなくならないのとおんなじだよ!ムキー
と、叱りました。


保護犬譲渡にあと、もう一つネックになっている条件がありますショボーン

これが一番問題かもしれません。

それは、ワンちゃんに義務づけられている狂犬病ワクチンノミダニ薬ですショボーン

私は、今まで4匹犬を飼って来ましたが、どの子にもワクチンとノミダニ薬はしませんでした。
 
無責任な飼い主とレッテルを貼られ罰金を取られようとも(取られたことはありませんが…)これは出来ません。

それは、子どもの時飼っていた柴犬がお世話になっていた獣医さんが、

「狂犬病ワクチンなんて必要ないものを人間の都合だけで未だに打っている。 

人間ならともかく(大きいからという理由で)、こんな小さい子にこんな劇薬を打つなんて考えられない。

犬への虐待。可哀想だ。 

ノミダニ薬だってあんなのベトナム戦争の枯れ葉剤を元に作られている怖い薬なんだよ。

ノミダニが死ぬんだから犬の身体にいいわけがない。

ノミダニなんてクシを使って頑張って一匹一匹取ればいいんだよ。」

と、言っていたからです。

子どもの私なんかに先生は色んな話をこんこんとしてくれました。

大人になってから知ったのですが、世界的に見てもどの国もとっくに打っていない危険なワクチンを日本では利権のためにだけに存続させて、平気で飼い主に接種を義務づけています(罰則まで設けて)。

人間と違って「しょせんは犬」なので、ワクチンの副作用によって死のうがお構い無し(人間だってお構い無しなんですから尚更です汗)。

何かあっても社会問題にもならず、誰も騒がないので獣医師会はやりたい放題らしいです↓




人間の世界でも、犬の世界でもいつも優先されるのは医師と製薬会社と政治家の利権。

先ほど書いた子どもの時お世話になった獣医さんはワクチンは打ってほしいと言う人にだけ打っていて、余計な薬は出しませんでした。

いつも、「こんな小さい子に可哀想だ。」と、言っていました。

こんな先生でしたが、市の獣医師会の会長さんで、時々NHKでも見かけていましたが、子どもの私から見てもとても極貧でした。
 
「こんなに偉い人なのに、どうして貧乏なのかな?」

と、テレビを見ながらいつも不思議に思っていました(大人になって納得しましたが…)。

でも、「小さい子たち」の健康だけを心から考えていた先生で、今でも深く尊敬しています照れ

…なので、

大抵の保護犬ボランティアさんの団体では、ワクチンやノミダニ薬が譲渡の条件になっているので「困ったな~ショボーン汗
と、悩み中なのです。