1階の居間で晩ごはんを食べていると壁の中から何か物音がします

「また、ネズミ!
」


以前ブログにも書きましたが、我が家では昔クマネズミに散々悩まされた過去があるため大騒ぎとなりました。
カリカリカリカリと、何かもがいている様子です。
「げっ歯類が嫌がる音を出す」という超音波の機械をセッティングしたり、壁を叩いて脅かしたりと色々騒いでいると…
2階から次男が降りて来て衝撃の一言!
「ハムちゃん
(次男が飼っているハムスター)がいない
」


一同一瞬固まったあと全てを察しました。
「もしかして、この壁の中の音はハムちゃん?

」



と、家族全員真っ青になりました。
超音波を大慌てで取り外し、壁の中のハムスターに呼び掛けます。
どうやら、壁と壁の間にすっぽり落ちてしまったらしい



次男はいつも自分の部屋にハムスターを放していますが、全くの四角の部屋で逃げられる所はありません。
ましてや、壁の中に入るなんて不可能です。
なぜ壁の中に入り込んだのか…名探偵でもお手上げです

すると、次男が
「あった!ここから逃げたんだ!」
と、隅の壁紙をめくりました。
見ると、5センチ四方の四角い穴が開いています。
古い暖房器具を取り外した時に、工事の人が配管を差し込む穴を壁紙だけでふさいでいたため、かじって中に入って行ったようなのです。
侵入経路が分かったとて、壁の間に落ちたハムスターが救えるわけでもなく、
3時間天井裏に入り込み悪戦苦闘しましたが、居場所さえ特定出来ない有り様

「仕方ない。もう、諦めて見捨てるしかない。」
と、長男。
「このまま、あの「助けて!
」と、ハムちゃんがもがく音を聞きながら、死ぬのを待っているしかないの?」

…とガックリしていると…
「あ!いた!」と、突然天井裏にいる次男が叫びました。
撮ってきた動画を見て大喜び!



でも、どうやって助けたらいいものか…

試しに木の棒にタオルを巻き付けて登らせようとしましたが、パニクっていて中々登りません。
「もう、神様に頼むしかないっ!(。>д<)」
神棚に柏手を打った途端
、天井裏から次男の「登って来た!」という声がっ!


無事に救出できました




まさか、また会えるとは思いませんでした。
それにしても…

クマネズミ
は必死に退治して、ハムスター
は必死に救出…


同じネズミなのにこの矛盾はいったい何なんだろう…と、思ってしまいました


