毎週楽しみにしているドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』
幼なじみの親友を亡くして落ち込む大豆田とわ子が、たまたま知り合った数式オタクの男に吐露した言葉。
「あいつどこにいるんだろう。
どこに行ったんだろう。
一人でどこ行っちゃったんだろう。
その時、何を思っていたのかな?
自分で気づいてたのかな?
誰にも話せないし、すごく孤独です。
こんなんだったらそっち行ってあげたいよって思います。
みんな言うんですよね。
まだ若かったし、やり残したこととかあるでしょうね。
悔やまれますよねって。
残念ですよねって。
だったら私たち大人にならなくても良かったな。
ずっとあのままで良かったなって思うんですよね。」
それを聞いた数式オタクの言葉が、「なるほどな…」と思わされました↓
「人間にはやり残したことなんてないと思いますよ。
過去とか未来とか現在とか、そういうのって、どっかの誰かが勝手に決めたことだと思うんですよね。
時間って別に過ぎていくものじゃなくて、場所っていうか…別のところにあるもんだと思うんです。
人間は現在だけを生きてるんじゃない。
5才、10才、30、40…その時その時を人は懸命に生きてて、それは別に過ぎ去ってしまったものなんかじゃなくて。
あなたが笑ってる彼女を見たことがあるなら彼女は今も笑っているし
5才のあなたと5才の彼女は今も手を繋いでいて、今からだっていつだって気持ちを伝えることができる。
人生って小説や映画じゃないもん。
幸せの結末も、悲しい結末も、やり残したこともない。
あるのはその人がどういう人だったかということだけです。
だから、人生には2つルールがある。
亡くなった人を不幸だと思ってはならない。
生きてる人は幸せを目指さなければならない。
人は時々寂しくなるけど、人生を楽しめる。
楽しんでいいに決まってる。」
自分でもなぜだかわかりませんが涙がポロポロこぼれました。
久しぶりにベッドで寝た大豆田とわ子。
良かったね…と、ホッとしたのも束の間…
次の展開にビックリ!
そして、終わりには数式オタクのとどめの衝撃の一言!
これじゃ、ホラーだよぉ
ゲラゲラ笑いました
さっきの感動返してくれ~
泣き笑いの忙しいドラマでした
挿入歌も鳥肌もの!
ところで…
数式オタクの名前が「小鳥遊大史」といって「タカナシヒロシ」と読むらしいです。
「小鳥遊」が「タカナシ」なんて…
珍しい名前だと思いました
調べたら「小鳥が遊ぶ」=「鷹がいない」ということで「タカナシ」と読ませるそうです。
オダギリジョーさんの雰囲気にピッタリな不思議名字
オダギリジョーさんは、以前も「重版出来」というドラマで「五百旗頭(イオキベ)」という難読名字の役名の人物を演じていました。
やっぱりオダギリさんともなると田中さん、佐藤さんみたいな名字は似合わないよな~と思いました