父は94才になりましたが、相変わらず元気です。

頭も悔しいですが私より冴えてます。



今日明日の命と医師に宣告されて要介護5認定をもらい、それから介護ナシとなってもう何年も経ちます。
(経緯は昔の記事をご覧くださいニコニコラブラブ)

医者に「悪くなることはあっても良くなることは決してない」と宣告されたのが嘘のようです。

今の心配は入れ歯の具合と孫の将来くらいとなりました。

父が元気な様子を見るにつけ、思い出すのは父と同じように点滴や沢山の管に繋がれて寝かされていた他の入院患者のお年寄りたちです。

今どうしているのだろう…と考えます。

恐らく、父親もあのまま病院のベッドに他のお年寄り同様寝かせていたら医者の言ってた通り亡くなっていたと思います。

考えただけでも恐ろしいです。

元気になって本当に良かったです。

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父はアスペルガーなので人付き合いが苦手で友達はほとんどいません。

若いときは孤独だったようで、レコードと映画だけが楽しみの毎日だったようです。

なので、私が小さい時は沢山のレコードに囲まれて、それを片っ端から聞いていました。

団地の畳の上で寝っ転がってレコードを聴いて空想するのが何より楽しかったです。

中でも、クリス・コナーがお気に入りでした。


この曲を聞いている温かい愛に包まれた夢の中にいるような感じがして大好きでした。