横田滋さんが亡くなられました。
これほど無念なことはありません。
早紀江さんをはじめ、ご家族の方々のお気持ちを思うといたたまれません。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
私は日本人として何も出来ませんでした。
クリスチャンである早紀江さんとは講演会を聞いたり、私がキリスト教の会社に勤めていた頃会社ですれ違ったりする程度でしたが、いつも罪悪感に苛まれていました。
とにかく、犬も歩けば棒に当たるで、もしかしたら何かしらきっかけがあってめぐみさんを助け出せる情報を掴めるかもしれないと北朝鮮街を彷徨いたり、その時のために韓国語を勉強したりしました。
お笑いください…😓
透明人間にでもなったらめぐみさんを助け出すことが出来るのに…
滋さんが亡くなられたと聞いて真っ先に『菊花の契り』を思い出しました。
江戸初期の上田秋成の古典です。
「魂は千里行く」の一文が頭に浮かびました。
魂にならなければお嬢さんに会いに行けない滋さんの悲しみと無念を思うと胸が張り裂けそうです。
この上は、せめてお母様の早紀江さんがお元気なうちに何としてもめぐみさんの帰国が実現出来ますように…
一刻も早く拉致問題を解決してくれる頼りになる方が日本のリーダーとなってくれますように…
祈っています。