しつこくサイコパス…(^_^;)
この本によると、サイコパスは歴史の中で常に淘汰されてきた存在だったそうです。

社会の秩序を乱すサイコパスは、生かしておけば一族の命取りになります。

記録によると崖から突き落としたりもしたそうです( ; ゚Д゚)

しかし…

なぜか絶滅せず、常に100人に1人の割合をキープして存在し続けるのはなぜなんでしょうか?

不思議です。

サイコパス診断の方法の1つに、
「緊張するかどうか」
という項目があります。

サイコパスの人は本当に緊張しません。

普通の人が怖がってとても出来ないような大それた事を平気でやってのけます。
(そうかと思うとビックリするほど下らない小さな事が出来ないのも特徴なのですが…)

うちのサイコパス母親もヤクザに平気で注意したり、本当に「心臓だな~(-_-;)」と思うくらい行動が大胆でしたが、夜中怖くてトイレに行けないという子供のような一面もあり昔から不思議に思っていました。

これもサイコパスの特徴だったようです。

サイコパスは立派な脳の病気で、恐怖を感じる「扁桃体」が普通の人よりも小さいことで、緊張や恐怖、ストレスを感じにくいんだそうです。
(逆に「扁桃体肥大」はうつ病に。)

なので、反社会的勢力の方々や軍の英雄にはサイコパスが多く、恐れを知らず大胆に行動し大活躍するそうです。

有事の折りには、人類が生き残るためにこういう人たちも必要だから迫害されても絶滅しないで一定の割合を保ち生き残っているのでしょうか…。

でも、普通に平和な日常を送っている時はこれほど迷惑な人たちはいません。

私も母親には本当に辛い思いばかりさせられてきましたが、サイコパスというのは
「扁桃体が人より小さい脳の病気である」
ということをこの本を読んで知り、許せるようになりました。

何かあると、
「扁桃体が小さい病人だから仕方ない」
と、呪文のように唱え納得させています。

カウンセリングでも、キリスト教でも(一応クリスチャンなので)許す事ができなかったのが、
脳科学でいともあっさり解決しました(^_^;)

やはり知識は人を救う…と思いました。